俺マン2016 であげたあれこれ+α
あけましておめでとうございます。
もう少し更新したいと言いながら年始しかブログ更新しないマン。今年こそは書きかけの超人ロック入門とか、となりのロボット評を投稿したい。(どっちも1年以上塩漬け…)
それはさておき、今回も #俺マン2016 に参加しましたので、投票した漫画+αの紹介です。ベスト5以降はツイートした順番で並べてますので、順位付けはしていません。新刊、続刊、古典などなど2016年読んだもので面白かったものをあげています。
昨年版はこちら。
#俺マン2016 については以下サイトをご確認下さい。
お品書き
ベスト5 + 次点85作 + 未単行本化9作 + 殿堂入り1作 = 計100作!
長いので100作のリストがみたい方はまとめリストへジャンプしてください。
2016年ベスト5
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
1位
「魔女くんと私」縞あさと
女子に触れないと魔法が使えないけど女子アレルギーな魔女くんと、ナチュラルに距離の近いオカルト好きの女の子の話。魔女くんが手を繋いだ瞬間、魔法と一緒に弾けて広がる視界、そこに添えられる魔女くんの赤面!とても可愛い現代ファンタジー。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
単行本は来年1月発売ですが、2016年のLaLaを鮮やかに彩った良作で、今年一番連載が楽しみな漫画でもありました。あと、LaLa最新号掲載の「幼なじみの魔女について」も同じ世界観で、これもまた可愛かった。やはり幼なじみ最高だな、と。
2017年1月に1巻が発売なのでちょっとフライング気味ですが、今年のLaLaの連載を追いかける中で一番面白かったので。
絵柄としては花ゆめというより、 別冊マーガレット方面と親和性が高い気がしますが、内容のファンシーな構図とか、物語の展開の仕方とか、どこかLaLaっぽさのようなものがある気がします。次代のLaLaを支える注目の作家ですね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
2位
「AIの遺電子」山田胡瓜
人とほとんど変わらないヒューマノイド、彼らにも人権が認められた近未来。社会は高度なAIによって支えられ、今よりずっと便利になって。でも、まだ理想郷というには、人の気持ちも追いついていない。ぼくらがこれから直面するかもしれない話。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
現実の方がまだ先だと思っていた近未来にぐんぐん近づいていて、SF漫画は最前線でアップデートし続けないといけない昨今。今年のSF漫画といったら、週間でリアルタイムにそのアップデート続ける本作を上げたい。
ニコ生の某企画の方でも、AIの遺電子をメインにして紹介しました。「ぼくらのよあけ」「となりのロボット」、それに昨年の同作者の「バイナリ畑でつかまえて」などなど。毎年これからくるだろう未来に思いを馳せる、そういうSF漫画が出てきていて本当にワクワクします。車は空を飛ばなかったし、攻殻機動隊のような電脳世界もまだ来ていないけど、確実に新しい未来が常にアップデートされているんですよね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
3位
「味噌汁でカンパイ!」笹乃さい
個人的幼なじみオブザイヤー。幼なじみの善のお母さんになりたい八重ちゃんが、毎朝味噌汁を作りに来るという幸せな若夫婦(※中学生)の日常。意外と知らないお味噌のあれこれに、ほんのり甘いラブも添えて、今年1年ごちそうさまでした!
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
この幼なじみ若夫婦の可愛さが味噌汁の暖かさと塩分と一緒に心に染み渡る。二人の時の自然体な関係とか、学校では秘密だったり、親公認だったりとか、幼なじみものの機微が散りばめられている。とてもよい。
まだ八重ちゃんの方が恋愛的に意識していないんだけど、善くんと八重ちゃんが並んでいるときの夫婦感というかが可愛すぎてこまりますね。ライバルになるような子が従兄弟の小学生だったり、ラブコメ的な障害物がない状態なので、全体的にのほほんとしているかもしれない。だが、それがいいのだ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
4位
「取水塔」粟岳高弘
やっぱり独特なSFだ。いつもの粟岳ワールドといえばそうなんですが、どこか大人たちに隠蔽された陰謀めいた雰囲気の中で、少年少女たちが出し抜き合いながら進んでいく話にワクワクする。終盤の共闘する展開とかもなんか熱いし、これかなり好きです。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
あ、そういえば今回はふんどしなかったですね。スク水と腰蓑はあったけども。あと、同年代男子のいるところで、という恥じらいが大変結構なお点前でした。
「たぶん惑星」のころのぼんやりとした設定、ストーリーが取水塔はしっかりとしたものになっている。というか、ジュブナイルとしてよくできてんのよ。大人たちから離れ、子供たち同士でお互いに出し抜きながら、異星人との接触を図り、最終的に無事大団円を迎える。すごいおもしろい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
5位
「兎が二匹」山うた
1話の悲しい結末が決まっているから、どう締めくくろうと、1話の評価以上にはならないと思っていた。だけど、最後を読んだとき、終わったはずの物語は、過去の重みを纏い、死ねない女性のその先の物語へと変わった。良い意味で予想を裏切られた漫画。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
pixivで1話めを読んだときの印象が強くて、自分の中で悲しい物語なんだと決めつけていたのが上手いこと作用して、覆されたときのカタルシスが高まった気がします。だから、2年前にpixivで公開された当時に読んでいて、単行本未読の人は是非読んでほしい。
冒頭1話がよくできた短編だけに、その後の物語って蛇足にならない?という不安がつきまとうわけですが、それが綺麗サッパリ吹き飛ばされます。というような前情報すら一切入れずに、兎に角読んでほしい。
次点
以下は特に順位はなし。あげた順番です。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「青春しょんぼりクラブ」アサダニッキ
一番脂が乗っている時期だと思う。12巻の連載の中でキャラクターひとりひとりを大事に楽しく育て上げたおかげで、本当にどの子もいい子で可愛いしアホだし、読んでいて本当に楽しい!こればっかしは読み切りや単巻ではできない読み味。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
そんでもって、12巻はその集大成ともいうべき瞬間がついに訪れます。にまちゃん、おめでとう!ほんと、にまちゃんとオッキー先輩らしい、しょんぼりクラブらしい展開で、ニヤニヤとゲラゲラとがいっぺんに押し寄せて、最高でした。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「王子が私をあきらめない!」アサダニッキ
アサダニッキコメディの新作。学園のスーパー王子様が便所飯しているところに出くわすヒロインという衝撃的な絵面に思わずゲラゲラ笑ってしまった。青春しょんぼりクラブがラブ:コメ=5:5とするなら、こっちは3:7くらい?
個人的には「名探偵部この後すぐ!」とか以前のコメディ専門より洗練されていて、読みやすくなった気がします。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「魔女の森」狐面イエリ
1巻では、少しずつ遠ざかっていく魔法の世界も、まだ日常の中に存在していたけど、2巻では一気に遠のき、多くの人の目には見えなくなってしまった。でも、消えたわけではなくて、ふとした瞬間に気配を感じる。そんな変わっていく世界のおはなし。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
魔法はどこかへ去っていき、世界も変わっていってしまうけれど、また新しいものが芽吹いていく。そういう少しの寂しさと、残る何かが心地良い作品。
2巻で綺麗にまとまっている良作。作中のセリフなんかも好きなものが多くて、世界観ともマッチしていた。作品の雰囲気も含めて完成された世界だったと思う。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「春の呪い」小西明日翔
1巻の表紙。女の視線は彼女の妹の骨壷だけへと注がれ、その妹の婚約者だった男の視線は姉へと向けられている。その二人の間にあるタイトル。とても示唆的な表紙で好き。依存と執着と、重くのしかかる後ろめたさを感じる、妹の死後に始まる男女の物語。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
そして、ようやく妹、あるいは家を通してではなく、彼女、彼自身の目で向き合う二人が描かれる2巻の表紙もとても好き。
どうでもいいですが、2巻の帯が 金色になっていて1巻の帯と合わないんですけど…。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「平和な学校」D・キッサン
クラス全員を無事に卒業させるために送り込まれる「平定者」が存在する社会。クラスの中でいじめや陰口といった歪みを意図的に平定者自身へ集中させることで、クラスの和を作る。平定者の異常さがそのまま学校社会のいびつさか。とてもSFだ。
ほか、ヒーローものの裏の話も結構好き。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「ウサギコットン100%」TONO
TONO先生の楽しいやつ。呪いの人形たちが預けられるお寺で、とってもうざい呪いのウサギ人形に、いまだに怨念が抜けきっていない呪いの市松&フランス人形たちが、他人にメーワクをかけながらドタバタする。ウサギがうざ可愛いのよ。
(絶対にリアルでは関わりたくないけど) 「あじゃり~」言うウサギがまじかわいいんですけど。あと、同時発売の再販の「カレンのファスナー」も名作なのでそちらもぜひ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「SEVEN EDGE」やまむらはじめ
境界戦線の世界観。崩壊して見捨てられた首都東京で、クズたちが生きている実感のために殺し合う。まーた、ジョカみたいな、付いていけば最終的に不幸にしかならなさそうなヒロイン出て来るし、なんとも、やまむらはじめらしくて好きだ。
登場人物の誰ひとりとして幸せになりそうにない。(偏見)
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「おとの教室」やまむらはじめ
さっきSEVEN EDGEで撃ち殺された娘とよく似てる娘が主人公。音大の最前線を描いた「天にひびき」から一歩引いて、音楽教室でバイトする普通の一般大学生の子とか、そういうギョーカイの日常の話で、これもまた僕らが知らない世界だった。
教室に通う生徒さんたちの発表会を受けて、ラストのトリオを組む話は主人公の子自身が前へ進むエピソードになっていて、上手く物語を1巻で締めている。良作です。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「であいもん」浅野りん
これこれ、この読み味だよ。京洛れぎおんに引き続き京都舞台で方言も全開でまさに水を得た魚のよう。良い話をしているところで繰り出されるギャグが完璧に噛み合い、テンポよく廻っていく。でも、ちゃんと御菓子屋の従業員も含めた、家族の話なんだよね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「金の国水の国」岩本ナオ
面白かった。貿易で豊かだけど水が枯渇しかけた金の国と、水は豊富にあるけど貧乏な水の国。致命的に仲の悪いどん詰まりの国同士を、知と許しを持って救う物語。時代に合わせない現代語のコメディ調で進むものの、本筋はまっとうな救国譚で面白かった。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 29, 2016
「猫瞽女」宇河弘樹
一気に終幕に向けて盛り上がりを見せる中、舞台はツァーリ・タンクとオブイェークト279まで出てくる狂気の戦場へと移る。そんな場所で、夜梅に「おれは自分の娘の誕生を思い起こして歓喜した」なぞと言わせる。これがウガワさんの百合なのだ。
宇河弘樹の百合観が垣間見える。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 30, 2016
「ぱわーおぶすまいる。」ウロ
幼なじみ∩(・ω・)∩ばんじゃーい。女の子も男の子も可愛くて夢のような時間に終わりが訪れてしまった。でも、可愛いものと可愛いものが、しかも幼なじみ同士がくっついて、本当に幸せな感じで最高に萌える。すごい、可愛いしか言ってないぞ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 30, 2016
「古見さんは、コミュ症です。」オダトモヒト
デフォルメの可愛さがたまらない。色々とおかしい人達が次から次へと友だちになっていくけど、都度古見さんがブルルルルルルル震えるの楽しい。それでいて、ちゃんとラブコメ要素あるのでニヤニヤもしつつ、最高だぁと思いました。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 30, 2016
「星野、目をつぶって。」永椎晃平
今年の青春ラブコメ枠のイチオシ。ギャルなのに自分でメイクができないくせに、正義感から突っ走って無茶しちゃう星野と、そのメイクを手伝う小早川、それに二人に助けられたみんなと。いつか、タイトルをメイク以外で言えたなら…?
ラブコメである前に、青春漫画ではないかと思っています。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 30, 2016
「かぐや様は告らせたい」赤坂アカ
ある種のメタラブコメ。告ったほうが負け理論に基づき、頭が良すぎるアホな二人の実質告白になるのでは?発言、行動をいかにして回避するのか。どうみても両思いのアホ二人が恋愛をテーマに幽白の「禁句(タブー)」のゲームする感じが近いか。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 30, 2016
「スローモーションをもう一度」加納梨衣
きまぐれオレンジロードかな?という第一印象から、スカイツリーやスマホが出てくるけど、ちょいちょい30年タイムスリップする。21世紀生まれの二人が80年台文化に憧れ追いかけるラブコメ。僕らの90年台もいつかそうなるのかな?
本筋とは関係ないけど、趣味人としての、過去の名作、名曲をどう知れば良いのか問題。漫画なんかもそうですよね。どうやっても、その当時の熱には触れれなくて、リアルタイム世代への羨ましさを強く感じますよね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 30, 2016
「箱入りドロップス」津留崎優
箱入り娘がアパートの隣に越してきたら。顔面怖いけど割りと面倒見の良い主人公と、その他楽しい面々との日常なわけですが、ここに来てラブ度高めでニヤニヤが!ニヤニヤが!とっても良い。あと、脇役なんだけど、委員長がほんに良い子で大好き。
あー、あのぴょこぴょこするアホ毛がなー、可愛いんだなー。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 30, 2016
「初恋ゾンビ」峰浪りょう
再会する方と腐れ縁の方の両方の幼なじみを取り揃えております。よき三角関係ラブコメであるが、初恋ゾンビの方のイヴも含めれば四角?初恋ゾンビは成就して消えることが幸せである一方、コミュニケーションがとれるイヴはどうなるのだろうか?
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
「天野めぐみはスキだらけ!」ねこぐち
幼なじみものだよ!(またか!)スカートが引っかかったり、透けたりと、天然の無防備でスキだらけな天野さんが、幼なじみと勉強したり、遊びに行ったりするのだが、天野さんからまーくん好き好きなオーラが行動にも出ていてとても可愛い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
「月曜日は2限から」斉藤ゆう
授業中に行方不明になる問題児の咲野さんと、彼女を連れ戻すよう言われて戻れない戻らないミイラ取りの居村くん。それに風紀委員長のちーこ先輩と、乗せられやすい後輩2名とか。咲野さんと居村くんの恋人よりも悪友である関係が好きすぎて辛い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
この二人の距離感とか、くだらないけど上手いこと言い合うシームレスな会話のキャッチボールとか、個人的に一番憧れるのよね。もっと、その憧れの悪友二人を見ていたかった。
前年の俺マンでも触れていますが、この会話劇の楽しさはちゃんと話しておきたかった。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
いっきに今年のラブコメを投稿していったけど、今年は本当に豊作であった。特に幼なじみものが多くて1年間ウキウキしっぱなしだった。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
「哲学さんと詭弁くん」里好
女の子に「君(キミ)」って呼ばれたい。哲学さんこと折口さんの唐突に始まる哲学な問に、詭弁君こと木辺くんが詭弁で答えるだけの、日常哲学漫画。女の子とこんな知的な会話で延々と1話ずっと話続けれるとか、羨ましいぞ。
「月曜日は2限から」もそうですが、こういう知的な会話をしてみたいけど、相手もいないし、自分では頭が回りきらないと思う。そういう意味で非常に羨ましい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
「踏切時間」里好
同作者からもう1作。なかなか開かない踏切待ちの時間は、青春真っ只中な時間だったり、悶々とする時間だったり、不思議で少し怖い時間だったり。そんな時間を切り取ったお話。個人的に映画を撮っている少年と美少女の話が続編もあって大好きですね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
「ゲームやるから100円貸して!」ナカノ・ザワ
会社ではツンケンな弓原補佐が、実はレトロゲー、それもインベーダー方面のガチ勢だった。そんな一面の発露をニヨニヨ見守る部下の杉田くんと、慌てて取り繕う弓原補佐が可愛くてよい。調子に乗った杉田くんの出禁オチも好き。
出て来るレトロゲーが大体有名なやつのパロディもので、弓原補佐はアレな方向に歪んだガチ勢。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
「憂鬱くんとサキュバスさん」さかめがね
鬱で性欲どころではない憂鬱くんをどうにか性の方向で復帰させるため、日夜彼の代わりに働きに出るサキュバスさんとの同棲物語。サキュバスさんに「この国は病んどる!」言われる日本社会の闇。碌でもない世相を反映した1冊。
コメディだけどちゃんと社会風刺になっているの偉い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
「マーチャンダイス」大石まさる
ライプニッツシリーズ、舞台は火星へ。長期滞在型シェアアパート「マーチャンダイス」に住まう賞金稼ぎが副業の大家さんに、トレジャーハンター、謎の教授、忍者、レーサーなどなどの店子たち。彼らを通して描かれる火星の未来にワクワクするね。
本作って今までの大石まさる作品にない部分があって、それは「人が死ぬこと」なんじゃないかなと思ってます。いや、意識的にやられていたかわからないですが、これまでの作品ってどれも、すんでのところで人は死ななかった気がしてますが、今作は悪役は割とあっさり死ぬのよね。ただ、そういう危うさも含めてそのまま火星社会なんだと思います。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月30日
「グッバイエバーグリーン」せきはん
亡くなった祖父の工房で直した古い道具を届けに、女の子がバイクで旅をする。全部が一人で上手くいくわけじゃなく、大人たちに助けてもらい、悔し涙を流すけど、新たな出会いもある。バイクで走っているときの景色や風が感じられる良作。
背景の絶妙なデフォルメができていて、1コマ1コマ丁寧に作り込まれているんですが、全然うるさくならないバランス感覚。 漫画技法としてもハイレベルな作品だと思います。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「のーどうでいず」せきはん
タナゴ君を求めて農道脇の用水路に入る女子高生と、妹と中学生女子2名。エバーグリーンでも思ったけど、背景のデフォルメ感?とコマのバランスが絶妙だと思う。それがフルカラーで田舎の風景がとても綺麗に描かれている。ありがとうフルカラー!
雨のシーンの青い画面綺麗でした。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「はてなデパート」谷和野
ちょっと不思議なことが起きるデパート、あなたの欲しいものがありますか?描かれる1コマ1コマから、少し不思議なストーリーから、丁寧な言葉選びから、谷和野先生の完成が溢れ出す。締めくくりに描かれるオーナー夫妻の話が大好きです。
×完成 ○感性
昨年末にようやく「いちばんいいスカート」も読んだんですが、この人の着目する観察眼と、セリフ選びからして感性が出ていると思います。この目線、ずっと読んでいたくなりますね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「女の子は余裕!」ひかわきょうこ
TLで見かけて今年始めて読んだ。男鹿先輩、今年読んだ中で男性ベストキャラかも。「入らない?門まで」とか、なんなんだこの人は!この男のわからないようでわかる可愛いさとかさ!それに3人娘も良い子たちで、この子らの友情がまた良い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「ヤギくんとメイさん」びっけ
黒、白、紙、ヤギ、めぇ~と名前につく人たちが揃う郵便局。ジンクス付きのポストがあったりするけど、普通の郵便局のお仕事漫画です。メイさん始めが局員みんないいキャラしてて、いい話にブワッと来たりする。この人達追いかけるだけでも楽しい。
なにげに2016年あげたものでは唯一のお仕事漫画かも?
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「極彩の家」びっけ
稀に青、赤、黒などの鮮やかな色の髪を持つ子どもが生まれる国。その子らは極彩の家と呼ばれる寺へ集められ、国宝として、大事な染料として育てられる。和風ギムナジウムもの、とでもいえばいいだろうか。ギムナジウムらしく、烏羽と天藍のライバル感が好き。
出て来る国宝の子供たちはみんな性別がない設定で、は男の子であり女の子でもある、2面性をもっている。だから、裏切った昔の男として登場する芸術家に相対するときも、その両面での揺れ動きがあって、それもまた綺麗。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「王女の条件」磯谷友紀
女王が治める国。母である女王が死に、二人の王女が次の候補に。姉は自ら女王になることを望み、妹は女王にならないことを望む。そんな二人が、自身の抑えきれない恋心と、王宮に巣食う陰謀と野心とに振り回され、不幸へと堕ちていく王宮ドス黒ロマンス。
妹王女の愛に生きたいだけなのに、周りがどんどん不幸になる感じが哀れでならなかったが、引き離された子供のためにと思った矢先にまた別の男に…というのが、どこまで堕とす気なのかとビクビクする。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「ジグソークーソー空想地図研究会」高舛ナヲキ
デイリーポータルZみたいな漫画といったらわかると思う。地図から元の土地はどんなところだったか海岸線はどこだったとか、そういうことを読み取って探検する話。ギザっ歯で低身長の少年が主人公というのもポイント高いぞい。
今のところ首都圏が中心ですが、足を伸ばせばネタが尽きなさそう。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「ニュクスの角灯」高浜寛
明治11年、意外と一般の日本人も海外へと渡航していた。そんな時代の長崎の貿易商のお話。物の持ち主の未来が見える神通力を持った少女が雇われるわけですが、その力以上にこの時代が面白すぎますね。作者の1ページコラムも興味深いのでオススメ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
同時代にどんなものが海外では発明され売られているのか、日本はどんな風に海外で紹介されていたのか、日本舞台でもあるけど、よい世界史的な日常風俗の漫画なんだよね。
展開的に、これからパリと日本の両面で描かれていくのかな? 日本にいるだけでは商品か写真、あるいは活動写真からしか海外の今が見えてこなかったので、パリとか海外の支店が出来ると、また面白さが一段上がる気がする。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「レイリ」室井大資/岩明均
今年、真田丸にて甲斐武田家がどうなっていったか目の当たりにしているので、なんとも既に不安な気持ちしかない。ただ、あれは真田目線の戦国時代なので、レイリの視点で見た戦国時代がどう描かれるか非常に楽しみである。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
ところで、あの首が浮いた家族との対話シーン、すっげぇ岩明均だと思いました。
室井大資先生のあとがきが面白かったです。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「地底旅行」倉薗紀彦
ジュール・ベルヌ原作の古典SF。当時の科学知識が色々と盛り込まれており、ワクワクする冒険が上手いこと補強されてます。倉薗先生も彗星少年団とか過去作を知っていると、絵柄の印象を大きく変えてきており、古典の名作に挑む意気込みが感じらるる。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「さびしすぎてレズ風俗行きましたレポ」永田カビ
すっげぇ重たい話なのにすっげぇ読みやすいのね。個人的に、こういう自分で自己分析のぐるぐる廻る感じ好きだけど、絶対に自分ではまとめられないけど、それをぐるぐるしながらちゃんと1作にまとめてるの素直にすごいと思う。
読みやすさを担保しているのって、複雑な内面の描写を絵としてコミカルに落とし込む、ある種のデフォルメ力みたいなものかなと思っています。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「僕が私になるために」平沢ゆうな
中身は、それまでと私になるためにタイへ行く話とその後になるわけですが、エッセイとルポと旅行記を一気に読んだ感じがする。個人的には異文化に触れる感じとかがまんま旅行記のそれで、思ったより重くならず読みやすかったと思います。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「コオリオニ」梶本レイカ
今年読んだ中で一番関わりたくないキャラクターたちでした。あんまりにも自分の感覚とかけ離れたサイコパスっぷりに素で怖くて、でも、物語自体のパワーにぐいぐい引っ張られて、あっという間に読み終わってしまった。なんか悔しい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「こども・おとな」福島鉄平
すっかり忘れてしまっていたあの頃、小学生だったころの匂いとか、空気とか、気持ちとか、自分の中で言葉にできなかったよくわからない何かも、全部がぶわっと目の前に現れる。追体験とかそういうんじゃなくて、確かにあの頃あったものなんだ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「なでしこドレミソラ」みやびあきの
地味な自分から変わりたくて高校デビューした女の子が、和楽器の音に惹かれて津軽三味線を始める。新しいことを始めるワクワク感が伝わってきて、ついつい徹夜しちゃうところとか、いいな、と思う。あと、音の表現が素敵ですね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「爆球連発!!スーパービーダマン」今賀俊
Kindle版のセールに釣られて。小学生のリアルタイムで読んでいた世代ですが、アラサーの今になっても内容全部覚えてた。思い出補正もあるかもですが、ホビー漫画として本当によくできていて、今読んでも全然色あせていない。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
Kindle化が昨年の話なので若干波に乗り遅れた感ありますが、まとめ買いから一気に読んでしまったし、今年のうちにちゃんと面白かったと発信しておきたい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「ライアーバード」脇田茜
子供の頃に出会った喫茶のマスターの音に惚れ、ずっと練習をして何度も喫茶に通い詰める青年、ヨタカ。マスター以外の全てを捨てようとする彼が、天才少女コトと出会う。彼の焼き付くような嫉妬と、激しい焦燥感、それでも手を伸ばそうとする姿が良い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「レディ・ハニカム」桂明日香
ハニカム従業員、ホテルでバイトする。相変わらずのハニカムメンバーで最高でした。そう、このいつも通りがずっと欲しかったので、久々の新作がとても嬉しかった。もー、御手洗くんと鐘成さんの相変わらずのやり取りとかニヤニヤするしさぁ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「私の少年」高野ひと深
家族でも、先生でもない聡子と真修の関係は、深くなればなるほどに危うさが増していく。サッカーの練習や、一緒にお寿司を食べにいったりするのも、悪いことをしているわけではない。でも、ふと外部から指摘されたときにヒヤッとする。少し、怖い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「咲いたコスモス コスモス咲いた」帯屋ミドリ
クラスの女子と二人だけで放課後勉強をするなんて、オレの青春にはなかったぞ、おい!基本ニヤニヤしっぱなしですが、順調に集中力が堕ち続けるタムラくんの、最後のコマの「ぐしゃ」からどう繋げるのか気になるところ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「たゆたう種子」中睦なか
表紙買いして当たりだったBL。生物教師が好きでわざと補習を受けている優等生と、生物教師に興味を持って自主受講している子と。同じ男が好きな二人の男子が、最初は仲が悪いけど、少しずつ馴れ合っていく関係が好き。2面性のある教師の雰囲気も○。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「Cl 1 / 菜園モノクローム」水谷フーカ
黒と黄緑の2色刷りの、日常の話。日常の話なんだけど、異色があることで周囲に立つ波紋と、そばに居てくれる友達、その空気感が好きかもしれない。収録されるもう1編も澄んだ空気を感じる。水谷フーカファンのみならずオススメ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
どうでもいいですが、今挙げた3作はペプシあずき味などの冒険心あふれる系清涼飲料とかお菓子が出て来る共通点があります。特にClは飲料系特化で、バリエーションの豊富さも楽しみの一つだかんな。
BL描写もないので、ぜひ手にとってほしい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「銀のくつ」四宮しの
BLなのかな。お母さんが息子のジュンくんの前でも、常に鳥のきぐるみをかぶっている、そんな不思議で訳ありの家族のお話。でも、そんな一家を周りの人達はたぶん理解してくれて、ジュンくんを見守りながら、普通に接してくれる。優しい話。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
銀のくつは続編?というか過去編で、どうしてそんな風になったのかが語られるみたいなので、そちらも楽しみにしてます。
作中で明言していないので、途中まで男性か女性かどっちかわからず読んでた。読み終わってから帯に書いてあることに気づきましたが。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「小松田くんは謝らない」雨宮もえ
わかってもらえないと我慢してしまっている子供たち。一人は優等生で辛くても家事も全部自分でして、もう一人は虐待され、学校でもいじめられ、言い返そうとなにも変わらないと絶望した子。そんな子供たちが「自分を守る」ことと向き合う話。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
表題作に限らず、どの話も「認められる」ことと向き合う話なのかも。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「夫の事情妻の秘密」青
スパイ家業の夫ミシェルと、どう見ても家政婦にしか見えないが妻であるココ。まぁ、ココもミシェルの実家に使える暗殺者の一族であるが、夫はそれを知らぬまま、なんだかんだでココのことが気になりだし、ラブコメじみてくるのが大変かわゆうございます。
これに限らず、2016年は自分が目をつけていたpixivで漫画描いていた人が軒並み連載へ行ってしまって寂しいやら嬉しいやら。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「花嫁と祓魔の騎士」石原ケイコ
17歳の誕生日にメフィストに娶られる運命にあった少女を、12歳のショタっ子天才エクソシストが横取り、そのまま妻に。花ゆめ伝統芸能のおねショタの良さをふんだんに盛り込み、お互いに対等にあろうとする関係性が好みです。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「トライボロジー」石田拓実
ガチの工学部材料系の研究室恋愛物語。ちょー、野瀬ちゃんが良い子すぎてまさかの展開でもって完結しよったけども、このカップリングはむしろ僕好みで大変結構。あとさ、後岡くんが可愛すぎるしこの子も良い子なの。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
あと、昨年の俺マンにもあげておきながら、今更タイトルの意味をググったら、とっても工学的なタイトルで上手いこと付けてるなーと感心した。(むしろAmazonでトライボロジー検索すると教科書出て来るしの)
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「今日の婚のダイヤ」草川為
今日の恋のダイヤで武士子さんに敗れた、のぞみちゃんが2年越しの主役に。デートで宝くじ買う論外な男で、好みでも全然なくて、顔もへのへのもへじなのに、惹かれてしまう自分自身に戸惑う百戦錬磨のぞみさんのギャップが可愛すぎませんか。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
婚のダイヤは、のぞみさんも、久慈さんも相手のことが好き好きすぎて、見ていてほんにニヤニヤする。結婚してからも、まだまだ好き好きが強まっていくの、良い。
非常によくまとまった1冊なので、オムニバスの「今日の恋のダイヤ」と合わせておすすめしたい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「花やなぎ」朝海いるか
今年読んだ新人漫画家の中で一番注目している人。表題作の花魁モノが特に好き。舞台背景としての「花魁」がしっかり抑えられていて、全体として引っかかりなく安定した作品になっている。みずみずしさ以上に、その背景を抑えた作風に今後も期待したい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「恋だの愛だの」辻田りり子
かのこ様シリーズ完結!「ばっかじゃなかろうか」の声のもとに、フィクサーとして暗躍する方を選んできた、かのこ。ついに、椿くんの隣に立つことを選んだ。中学生編からようやく椿くんの片思いが通じて、本当によかった。おめでとう椿くん。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「隣に立ちたい」という対等な関係はいいぞ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「リボンの武者」野上武志/鈴木貴昭
ガルパン贔屓がすぎるかな、と思いつつも上げる。だってさ、逸見エリカですよ?逸見エリカがあんな戦いを、新しい黒森峰の戦いをするんですよ。すっげえ熱いじゃないですか、ねぇ。
2016年はガルパン漬けな1年でした。Twitter上ではゴジラとガルパンとラストゲームの話しかしてなかったらしいですし。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「スペシャル」平方イコルスン
隠れて豆食べる子と抓る子が好き。なにアレ。よくわからないスペシャルな感じのアレな子らが、相変わらずのイコルスン節でしゃべくらかすの最高じゃないですかぁ、よくわからないけどさ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「バタフライ・ストレージ」安堂維子里
人が死ねば蝶になり、正しく蝶を保存すればずっとアップデートされない死者と一緒に入られる世界。だからって、ガンガン撃ち殺されすぎな感はありますが、だからこそ蝶自体への禁忌性が強く、主人公もそのあたりとち狂ってて良い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「理想的ボーイフレンド」綾瀬羽美
親友のためにこっそり憧れの先輩を諦めようとしたところで、低血圧な感じに恋愛とはなんぞやな男の子に助けられ、嘘カレカノをすることに。でも、そうするうち、本当に彼のことが…。という話で、僕の好みな低血圧男子なんで大変好みです。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「僕と君の大切な話」ろびこ
とな怪よりアホ度が上がってる感じですが、駅での電車待ちの時間に女って…、男って…、という哲学的な問をするだけ。こういうよくわからない問答を続けることに意味がある。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「木陰くんは魔女」小森羊仔
スーパー自己中な女の子ユメちゃんが団地の屋上に済んでいる魔女の木陰くんとこへ遊びに行く話。のほほんとした話に見えて意外と…。ユメちゃんは実は…ですし?最終的な結末は意外だけど、ちゃんと決断に対しての「お母さんごめん」があるのは良い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「八雲さんは餌づけがしたい。」里見U
アパートの隣に住んでいる未亡人が、育ち盛りの野球少年の晩御飯を作るお話。哀愁漂う未亡人も、野球少年の聖なるパワー、流れるようにご飯を食べつくすエネルギーに、憂鬱な気分も吹き飛ぶ。美味しそうにガウガウ食べる子可愛い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「moon river」本郷地下
吸血鬼と、彼に同じ時間を生きようとして失敗した青年。そう、一度失敗した青年のもとに、吸血鬼がまた帰ってきてしまった話。吸血鬼の彼とは生きる時間が違う。これは生きる時間の違う二人への答えの一つ。
なんか2016年は不老不死と、そうでない人との関わりの物語をいっぱい読んだ気もする。個人的にそういう話が好きなのもありますが、アタリをいっぱい引いたな、と。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「ピグマリオ」和田慎二
今年、ついに読みました。王道の中の王道を往くファンタジーであり、大事なものが全部詰まっている。強大なメデューサと戦うクルトの勇気、レオンやギルガドールとの友情、二人のオリエとのロマンス。言葉を尽くしても語り切れない。ただただ面白かった!
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「アガルタ」松本嵩春
9年ぶり。もはや、ストーリーもキャラクターも全て忘れ果てていた。だけれども、そうなんだよ、これが読みたかったんだ。少年と少女と荒野。これ以上に素晴らしい組み合わせがあるだろうか?
完結するんだぁ、という安心感からか、まだ完全版2巻までしか読んでない。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「てるてる天神通り」児玉樹
今年始めて読んだんですが、幼なじみものだし、昔の約束守るためだし、三白眼な男の子だし、最高でした。天神通りの商店街で起こるあれやこれやの騒ぎを、町内会長バッジでを通してドタバタ解決!こういうドタバタ感が好きで好きでたまらんですよ。
こういうドタバタの雰囲気自体が少年エースの持ち味の一つ。大事にしていきたい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「ヨルとネル」施川ユウキ
怖かった。全体通しては、実験動物として逃げ回る小人二人の日常4コマではあるし、小人になってケーキ食べたいとか全人類の夢もあるけど、それでもどうしても行き着く先が辛い。でも、面白いんだよなぁ。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「鉄仮面のイブキさん」市川和馬
完結!ラスト、思いっきりラブの方へステータスを振ったけど、いやそりゃあ、こんだけ隣の席同士でイチャイチャしてれば、まぁ、表情の見えないイブキさんの気持ちだって、さ。まぁ、ニヤニヤするよ。あとイブキパパが最高に楽しいし可愛いです。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「200年の夜と孤独」松田円
不老不死の吸血鬼の独身女性の夜のコンビニバイト4コマ。moon riverとか兎が二匹とかみたいな不老不死とそうでない者の物語に対して、こういうゆるやかに過ごして、日常のちょっとした楽しいことを糧にする吸血鬼がいてもいいじゃない。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「ななしのアステリズム」小林キナ
百合三角関係から、男の子二人を巻き込んでの多角関係へと発展するラブコメ。この物語にはたぶん、正解はないと思う。逃げることも、黙っていることも、動くことも全部不正解ではない。だけど、たぶん三人娘の友情だけは信じて欲しい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「おとなりコンプレックス」野々村朔
幼なじみの真琴(♂)とあきら(♀)。外から見ると性別が逆に見えるから、よく間違えて告白される二人。真琴はあきらのことが好きだが、一方であきらは真琴のことを恋愛的に意識したことがない。そんな二人の振り回され系、恋愛譚。
2016年は幼なじみものいっぱい読めて幸せでした。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「スピリットサークル」水上悟志
過去編の物語上の不連続性を逆手に取り、過去生をメインの話として重みを付け、現在をそのつなぎとして、全ての物語を収束させた逆転の発想だと思う。そして、現在の風太と鉱子の物語は、たぶんまだこの先があるんだよね。
「惑星のさみだれ」でその後をしっかり描くスタイルをとっていたのもあって、ラストがあっさりなのは以外でした。ただ、スピサに関してはそれでよかったかな、とも思います。過去生の呪縛から離れ、彼ら自身の現在を生きるんだから、この先はどうなるかはわからない、というのも粋じゃないですか。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「戦国妖狐」水上悟志
これ以上ないくらい戦国妖狐らしい熱いラストをもって締めくくられました。この熱量こそが戦国妖狐だよ。そして、戦国妖狐は最初から散人左道や百鬼町とリンクする物語でもあったから、ちゃんとその後の中で後の作品へと通じる子らが出て来る。良いよね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「ミッドナイトブルー」須藤佑実
過去と今とを行き来する短編集。前にも言ったけど表題作が好き。約束の2日後に事故で死んだ彼女の幽霊と、2年ごとに再会する。ずっと変わらない彼女と、2年ずつ年をとっていく彼ら。切ないけど、何か残る救われた気持ちが好きかも。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「クミカのミカク」小野中彰大
呼吸だけで食事の要らない星の人、クミカさんが地球へやってきて、あれやこれやと甘いもの、辛いものなどなど美味しいものを食べまくる。クミカさんの御飯食べるときの幸せそうな顔、かわいいれす。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「セキガハラ」長谷川哲也
真田丸面白かったですね。今年こそは西軍、あるいは大阪方が勝つと思ったんですけどねー。それはさておき、セキガハラは石田三成が勝つよ。家康も勝つけど。とにかく、スーパー戦国武将大戦セキガハラは史実と関係なく大団円で幸せに終わりましたとさ。
頭の悪さに関しては2016年ベストでした。なんだかんだで、セキガハラの戦い自体も熱い展開で楽しかったですし。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「シンデレラと5つの魔法」箱知子
5つの童話シリーズの最新作。童話の世界を違った視点・解釈から描き出す童話オムニバス。シンデレラや、赤ずきん、美女と野獣の退治される彼らも含めて、みんなが幸せになれる。とても優しい良作です。
同作者の「ラプンツェルと5人の王子」「雪の女王と5つのかけら」と合わせて3部作になっているので、ぜひ3作とも読んでいただきたい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「結んで放して」山名沢湖
かつて同人誌を作っていた人へ。あの日話した4人、今でも漫画を描いているのは一人になってしまった。でも、あの時間はなくなったわけじゃないし、やめてしまった彼女たちになにも残らなかったわけじゃない。ラスト、ルリさんの話にはぐっときた。
以下、別口でつぶやいていたもの。
結んで放して、読了。同人誌、創作をやっている人と、今は少しはなれている人へ。あの頃の、楽しかった、充実していた時間が嘘になるわけじゃなくて、少し放していたものが、ふとしたことでまた結ばれる。そんなオムニバス。
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月11日
就職、転勤、結婚、出産、育児、あるいは親のこと。いろんな形で周りが代わり、否応なしに同じ熱量をかけれなくなった私達の物語なんだよね。だから、また「やめる」と言えたあの子や、また結べたルリさんとぷーすけさんの話がとっても嬉しいと思える。
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月11日
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「あかいろ交差点」ひのなつ海
運命の赤い糸が見える女の子。運命を決められることを嫌がり、自分の指に結ばれた彼と距離をとっていたけど、彼にも糸が見えるように…、という話。ツンケンするわけだけど、のほほんな彼に毒気を抜かれて、ちょっとずつ惹かれていくといいな。
赤い糸の装丁も面白かったですね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) 2016年12月31日
「パールガーデン」萩岩睦美
人魚の少女が自分の父親を探して旅をする。お供は海に転落してきたイケメン結婚詐欺師と、スリの少年。3人がロンドンを舞台に、事件に巻き込まれながら(抱えられて)走り回る。今年出た完全版描き下ろしの、みんな幸せにテーブルを囲む団欒が素敵。
以下、俺マンで投稿しなかったけど、あとから思い出した追加分。
「かんぺきな街」売野機子
本棚の後ろの方に入れていて、俺マンに上げるの忘れていた。人の投票を見ていてあとで思い出すパターンす。
失業中の男がたまたま拾ったテストの答案用紙から、いろんな人の生活が浮かんでくる。言葉選び、するっと手からこぼれていくようなキャラクターによって浮き上がってくるストーリー。この読み味は売野機子だけのもの。
まだ単行本読めてないですが、アワーズGH本誌で追いかけていました。
ここまでのライバルたちとの戦いを経て、大きく成長を遂げたミツルさんと、彼を指導し、見守ってきたドラエさん。そのドラエさんの目に映る姿が眩しくて、胸が熱くなります。ラストにかけての盛り上がり、堪能させていただきました。
こちらもアワーズ本誌で連載を読んでますが、今年はちょっとやばかったっす。展開的についに律ちゃん先輩が自覚し、宇佐くんとの中が…?という話ですが、破壊力がやばかった。今回あげてないですが、恋愛ラボの方もヤッバイので、合わせて読んで足バタバタさせましょ。
「駄能力JK成毛川さん」菅森コウ
獲る猫先生のTwitterで宣伝を代行してもらっているこの人は一体…。
妖怪ちんげチラシという能力からしてポンコツな成毛川さんと、その他やっぱりポンコツな女の子たちが繰り広げるラブコメ。あ、だめだこりゃな感じ満載で、昨年の惰性67パーセントと並べておきたい漫画。
「服を着るならこんなふうに」縞野やえ/MB
ファッションとは?な僕らへ。徹底的に優しくて良い子な妹が優しく優しく指南することで、僕らのファッションへの恐怖心を上手く払拭している。実際、僕らレベルのファッション知識の人へ手取り足取り教えてくれるので、入門書として非常に有用ではないでしょうか。僕も、なんだかんだで昨年は無地Tシャツ買ったりしましたし。(自分のファッションがこなれたとは言っていない)
未単行本化
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
ここからまだ単行本出てない、来年の期待作ね。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「サバゲっぱなし」坂崎ふれでぃ
サンデーGXの期待の新星。サバゲにはまったお嬢様がワイルドに屋外、室内などなどでBB弾を撃ちまくる!画面のそこかしこに描き込まれた遊び心が楽しいので、単行本でじっくり眺めるのが楽しみ。
ハイテンションなお嬢様を、諸先輩方がじわじわと沼に引き込む話。ハマりそうな初心者をどの手で籠絡するか、という他ジャンルでもあるあるな考え方とかもあり、まだサバゲ興味ない人でもオススメ。上でも述べてますが、画面内に詰め込んでネタを仕込みまくっているのは楽しいので、サバゲ関係なく楽しんでほしい。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「なぜだ内藤」赤のキノコ
最高ですだ。これまたpixivから連載へと召し抱えられてしまった。好き好き全開で結婚してくれ言いまくる内藤と、ブレずに常にNOを突きつける伊藤のラブ?コメ。どうあがいてもNOしか出てこねぇけど、最高にツーカーで嘘だろ内藤ですだ。
無茶苦茶テンポいい。内藤が告白して、即伊藤がNOを突きつける定番パターンがザクザク決まるのほんと楽しい。あと、作中で内藤伊藤ともモブで、他に「~藤」のついたリア充のヒーロー・ヒロインがいたりするのも面白いかも。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「和泉さんはわりと魔女」雪白いち
マグコミ(Beat's)で連載が始まったスクエニの匂いを残す現代ファンタジー。和泉さんを育ててくれた魔女の遺品を元の持ち主へと返しにいく話。和泉さんと一緒にきてくれる同級生の男の子椎名くんが恋する男の子で大変良い。良いよ。
絵柄なのか、トーンワークなのか、キャラクターなのか、それともストーリーラインなのか。どこが、と聞かれると苦しいが 、昔のエニックスの残り香を感じる。Gファンタジーとか、ステンシルの雰囲気?もっというと、藤野もやむ先生とかの雰囲気。
和泉さん自身はぽややんとした無表情娘で、育ててもらった魔女がなくなったときに泣かなかったことから、自分には感情がないと思っている。けど、遺品を届けるときに付きそう椎名くんからすれば、感情がないようには見えない。そんなお話。
あと、椎名くんがはたから見ればわかり易すぎるけど、和泉さんは全然わかってない感じとか、ふたりとも可愛すぎて可愛すぎて。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「恋愛感情のまるでない幼馴染漫画」渡井亘
pixivとかで公開されていた表題のイラストが連載化。これまた最高なんすよ。ナチュラルに距離の近い幼なじみなんですけど、恋愛感情がない(はず)なので普通にくっつく。くっつくの。イイよね。(雑
個人的に、かわいい女の子とかわいい男の子がなちゅらるに距離が近い感じが好きでして。ラストゲームなんか、柳くん普通に九条さんの頭に手をおいたりするじゃないですが、あれですよあれ。本作はそのあたり、とても距離が近いので見ていて最高です。そんでもって、一応ふたりとも恋愛感情がないことになっているのも、良い。
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「超人ロック50周年記念トリビュート」
来年、2017年は超人ロック50周年!それにあわせて先月のYKアワーズ本誌から超人ロックトリビュートが始まりました。先月の新撰組、今月のロックにフラれた女子会&悪役会のどちらも面白かった!来年も豪華作家陣で非常に楽しみ。
今年2017年は超人ロックイヤーですからね。まだ超人ロックを読んでない人も、読んでいたけど離れていた人も、みんな超人ロックを読もう!
1月号はまさかの超人ロック×新撰組。誰がこの組み合わせを思いつくだろうか。でも、それもありえるという、ロックの世界観(というか能力)の懐の深さよね。
2月号の女子会&悪役会はどっちも小ネタが盛りだくさんでして、ある程度作品を追いかけている人間からするとゲラゲラ笑けてしまうので、特に長年のファンの方にはトリビュート読んでほしい。
ここから追加分。
「ゆくゆくふたり」タダノなつ
ちょこちょこTwitterやpixivで話題になっていた、創作男女の恋愛ものイラストの方。
まだ始まったばかりですが、ほのぼのカポー描かせたらこの人、強い。このねー、なんというか、カップルのよくわからないいちゃつき具合が見ていて語彙力がなくなっていく感じに、はぁ…、好き。
「おとぎ話バトルロワイヤル」稲空穂
元々はおとぎ話の主人公たちが可愛らしい絵柄で武器を構えているイラストが元になっていて、そこから発展して今回の連載へ。まだまだ始まったばかりで、どうなっていくか未知数だったりしますが、オエビ(言い方古い?)とかで投稿されるイラストの発想力というか、そういうとこの多彩さが上手く噛み合うといいな、と思います。
【新連載スタート】「Lily lily rose」(紺野キタ著)第1話公開! 美しい庭のある屋敷で、閉ざされた少女の心に光が差す――。優しさ溢れるファンタジックストーリー開幕! https://t.co/eQziFApMBq #Lilylilyrose pic.twitter.com/UymqPWzhI8
— デンシバーズ編集部 (@denshi_birz) 2016年12月2日
「Lily lily rose」紺野キタ
紺野キタ先生の新作はデンシバーズ連載。
母を亡くした凛々が、母と双子の、のばらとその同居人の真耶と暮らし始める。紺野キタ先生によって描かれる儚い空気のもと、新しい家族はどう暮らしていくのか。まだ1話が始まったばかりですが、期待して待ちたいところ。
殿堂入り
#俺マン2016
— くれろら (@kuro_rabit) December 31, 2016
「ラストゲーム」天乃忍
柳くん、九条さん、おめでとうございます。これ以上ないくらい、ぜーーんぶラストゲームのシーンを描き切りましたね。告白、ちゅー、デート、結婚式、そして夫婦生活の1シーン、そして…。もう好きを言いたい気持ちが溢れて止まりません。本当に大好き!
そういえば、年末の某ニコ生企画の延長枠で話していたんですが、人の言葉を借りるなら、ラストゲームは「AED」なんですよ。普段仕事で疲れて散々な日があったりして、心が死んでるときがあっても、ラストゲームを読んでいると、死んでいた心も一気にバックバック動き出して、顔は緩み、明日からも頑張れるってなる。
それくらい、ラストゲームに依存していた数年でしたが、ここからはまた新しくラブコメ分を補給しないといけませんし、今年はどんどん新しいラブコメ発掘して、積極的に摂取していきたいですね。
まとめリスト
No. | タイトル | 作者 | |
1 | 魔女くんと私 | 縞あさと | 1位 |
2 | AIの遺電子 | 山田胡瓜 | 2位 |
3 | 味噌汁でカンパイ! | 笹乃さい | 3位 |
4 | 取水塔 | 粟岳高弘 | 4位 |
5 | 兎が二匹 | 山うた | 5位 |
6 | 青春しょんぼりクラブ | アサダニッキ | |
7 | 王子が私をあきらめない! | アサダニッキ | |
8 | 魔女の森 | 狐面イエリ | |
9 | 春の呪い | 小西明日翔 | |
10 | 平和な学校 | D・キッサン | |
11 | ウサギコットン100% | TONO | |
12 | SEVEN EDGE | やまむらはじめ | |
13 | おとの教室 | やまむらはじめ | |
14 | であいもん | 浅野りん | |
15 | 金の国水の国 | 岩本ナオ | |
16 | 猫瞽女 | 宇河弘樹 | |
17 | ぱわーおぶすまいる。 | ウロ | |
18 | 古見さんは、コミュ症です。 | オダトモヒト | |
19 | 星野、目をつぶって。 | 永椎晃平 | |
20 | かぐや様は告らせたい | 赤坂アカ | |
21 | スローモーションをもう一度 | 加納梨衣 | |
22 | 箱入りドロップス | 津留崎優 | |
23 | 初恋ゾンビ | 峰浪りょう | |
24 | 天野めぐみはスキだらけ! | ねこぐち | |
25 | 月曜日は2限から | 斉藤ゆう | |
26 | 哲学さんと詭弁くん | 里好 | |
27 | 踏切時間 | 里好 | |
28 | ゲームやるから100円貸して! | ナカノ・ザワ | |
29 | 憂鬱くんとサキュバスさん | さかめがね | |
30 | マーチャンダイス | 大石まさる | |
31 | グッバイエバーグリーン | せきはん | |
32 | のーどうでいず | せきはん | |
33 | はてなデパート | 谷和野 | |
34 | 女の子は余裕! | ひかわきょうこ | |
35 | ヤギくんとメイさん | びっけ | |
36 | 極彩の家 | びっけ | |
37 | 王女の条件 | 磯谷友紀 | |
38 | ジグソークーソー空想地図研究会 | 高舛ナヲキ | |
39 | ニュクスの角灯 | 高浜寛 | |
40 | レイリ | 室井大資/岩明均 | |
41 | 地底旅行 | 倉薗紀彦 | |
42 | さびしすぎてレズ風俗行きましたレポ | 永田カビ | |
43 | 僕が私になるために | 平沢ゆうな | |
44 | コオリオニ | 梶本レイカ | |
45 | こども・おとな | 福島鉄平 | |
46 | なでしこドレミソラ | みやびあきの | |
47 | 爆球連発!!スーパービーダマン | 今賀俊 | |
48 | ライアーバード | 脇田茜 | |
49 | レディ・ハニカム | 桂明日香 | |
50 | 私の少年 | 高野ひと深 | |
51 | 咲いたコスモス コスモス咲いた | 帯屋ミドリ | |
52 | たゆたう種子 | 中睦なか | |
53 | Cl 1 / 菜園モノクローム | 水谷フーカ | |
54 | 銀のくつ | 四宮しの | |
55 | 小松田くんは謝らない | 雨宮もえ | |
56 | 夫の事情妻の秘密 | 青 | |
57 | 花嫁と祓魔の騎士 | 石原ケイコ | |
58 | トライボロジー | 石田拓実 | |
59 | 今日の婚のダイヤ | 草川為 | |
60 | 花やなぎ | 朝海いるか | |
61 | 恋だの愛だの | 辻田りり子 | |
62 | リボンの武者 | 野上武志/鈴木貴昭 | |
63 | スペシャル | 平方イコルスン | |
64 | バタフライ・ストレージ | 安堂維子里 | |
65 | 理想的ボーイフレンド | 綾瀬羽美 | |
66 | 僕と君の大切な話 | ろびこ | |
67 | 木陰くんは魔女 | 小森羊仔 | |
68 | 八雲さんは餌づけがしたい。 | 里見U | |
69 | moon river | 本郷地下 | |
70 | ピグマリオ | 和田慎二 | |
71 | アガルタ | 松本嵩春 | |
72 | てるてる天神通り | 児玉樹 | |
73 | ヨルとネル | 施川ユウキ | |
74 | 鉄仮面のイブキさん | 市川和馬 | |
75 | 200年の夜と孤独 | 松田円 | |
76 | ななしのアステリズム | 小林キナ | |
77 | おとなりコンプレックス | 野々村朔 | |
78 | スピリットサークル | 水上悟志 | |
79 | 戦国妖狐 | 水上悟志 | |
80 | ミッドナイトブルー | 須藤佑実 | |
81 | クミカのミカク | 小野中彰大 | |
82 | セキガハラ | 長谷川哲也 | |
83 | シンデレラと5つの魔法 | 箱知子 | |
84 | 結んで放して | 山名沢湖 | |
85 | あかいろ交差点 | ひのなつ海 | |
86 | パールガーデン | 萩岩睦美 | |
87 | かんぺきな街 | 売野機子 | |
88 | ツマヌダ格闘街 | 上山道郎 | |
89 | 僕らはみんな河合荘 | 宮原るり | |
90 | 駄能力JK成毛川さん | 菅森コウ | |
91 | 服を着るならこんなふうに | 縞野やえ/MB | |
92 | サバゲっぱなし | 坂崎ふれでぃ | |
93 | なぜだ内藤 | 赤のキノコ | |
94 | 恋愛感情のまるでない幼馴染漫画 | 渡井亘 | |
95 | 和泉さんはわりと魔女 | 雪白いち | |
96 | 超人ロック50周年記念トリビュート | - | |
97 | ゆくゆくふたり | タダノなつ | |
98 | おとぎ話バトルロワイヤル | 稲空穂 | |
99 | Lily lily rose | 紺野キタ | |
100 | ラストゲーム | 天乃忍 | 殿堂入り |
あとがき
いやー、2016年も結構読みましたね。基本レギュレーションを考えず、2016年に読んだ面白かったものを片っ端から挙げていった形ですが、ベスト5に限らず全部面白かったですし、興味があるものはぜひ手にとってほしいです。
そんなところで、2017年も漫画の話をいっぱいしていけたらと思います。今年もよろしくお願いします。