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好きな漫画100作をランキング形式で紹介する 【後編】

マンガ

ということで後半です。前半記事は以下。

 

ランキング&コメント(11-100位)

 ざっくりランキングだけ知りたいという人はココから。長いので適当に流して呼んでくださいまし。

 

 

11位 Landreall (おがきちか)

Landreaall: 13 ZERO-SUMコミックス

Landreaall: 13 ZERO-SUMコミックス

 

掲載誌: ゼロサム
出版社: 一迅社
ジャンル:ファンタジー
巻数: 25巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

 主人公DXがアカデミーに通う悪友たちと繰り広げる冒険譚。各エピソードが本当に流れるように繋がっていく、それが気持ちのいい漫画です。

 特に好きなのは、アカデミー騎士団編。王都に大量のモンスターが発生し、アカデミーが孤立状態に。そこで、アカデミーの学生たちが自主的に騎士団を形成し、初等部の子や、女子生徒を守るために戦う、というエピソード。DXが不在ながら、DXの妹イオンや、騎士候補生たちを中心に防衛戦を展開。戦局の推移や、冷徹な判断、士気の高まりと危うさも、全て零さずに、自然に繋がって描かれる。

 この戦いで彼らが学んだことはとても大きい。ここで一緒に戦ったアカデミー騎士団たちは、いづれ議会や、騎士団に入る、あるいは商人や職人となっていく。そのとき、アルトニア王国は大きく、良い方向へ変わっていく。それが本当に楽しみです。

12位 ヨコハマ買い出し紀行 (芦奈野ひとし)

掲載誌: アフタヌーン
出版社: 講談社
ジャンル:SF
巻数: 14巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 カフェ・アルファで過ごす夕凪の時代。なによりも、カフェ・アルファの空気というか、アルファさんと過ごす時間が好きで好きで。てろてろの時間。

 それと、タカヒロとの時間。ロボットの人であるアルファさんと、普通の子供のタカヒロ。アルファさんのコートの中に収まっていたタカヒロから、大人になって娘もできたタカヒロ。アルファさんとの恋があったわけでもないけれど、そこにあるどうしようもない切なさ。それも好きです。

13位 水惑星年代記 (大石まさる)

碧 水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)

碧 水惑星年代記 (ヤングキングコミックス)

 

掲載誌: アワーズ
出版社: 少年画報社
ジャンル:SF
巻数: 6巻 +1 (完結)
出会った時期: 大学生

 SFと、自然の中で遊ぶこと、大石まさる先生の好きなもの詰め合わせ。宇宙も楽しいけど、地球だってまだまだ遊べる!読んでいて、本当に楽しい。良質のSF短篇集であると同時に、良質のジュブナイルでもありますよね。少年少女と夢と宇宙、ってお好きでしょ?

 また、これまでの大石まさる作品からもちょいちょいゲスト出演もあり、まさに大石まさるオールスターです。ほかの作品も読んだ上で読み直すと、また味わいが深くなります。もちろん、知らなくても十分読めるので問題なし。あと、どの話もかなり作り込まれていますし、色々と小ネタが仕込まれているので、再読する度に発見もあるし、より面白くなってきますね。スルメスルメ。

14位 マップス (長谷川裕一)

マップス 愛蔵版 1 (Flex Comix)

マップス 愛蔵版 1 (Flex Comix)

 

掲載誌: ノーラ
出版社: 学研
ジャンル:SF
巻数: 19巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 地球を飛び出した少年が、銀河中を駆け巡り、行く先々での出会いと戦いが銀河を動かす大きな流れとなり、銀河伝承族を打ち倒す力となる。銀河サイズの風呂敷を広げながら、綺麗にたたみきった、最強のスペースオペラ

千の翼の解放から、第八の軍団へと至る流れ、そして、最終決戦の勇者不在の勝利。銀河を動かすその切っ掛けには、確かにゲンとリプミラたちがいた。でも、それを動かしきった力は銀河で生きる全ての命。熱い!最高に熱いよ!

15位 キラメキ☆銀河町商店街 (ふじもとゆうき)

掲載誌: 花とゆめ
出版社: 白泉社
ジャンル:恋愛
巻数: 10巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 人情あふれる商店街と幼馴染6人組。商店街と幼馴染って相性いいですよね。ずっと一緒に育ってきて、泣いた笑ったも一緒。そりゃあ最強ですよ。

 でもね、この漫画は最初からその終わりを志向しています。ずっと一緒だった幼馴染たちも、進学や、就職でいつかは別々の道に進む。それは兄や姉たち、商店街の上の世代を見ているとわかる。でも、兄や姉は再会する度に笑い合える、良い関係のまま。たぶん、自分たちもそうやって大人になっていくんだろう。

 いつか必ず訪れる別れ。でも、大人になったら、またあの流星群を見に行こう、その約束がある。また笑って逢える。ああ、いいなぁ。

16位 ここはグリーン・ウッド (那州雪絵)

掲載誌: 花とゆめ
出版社: 白泉社
ジャンル:コメディ
巻数: 11巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 話のテンポ、彼らの日常の中でのやりとり、すかちゃんも瞬も、光流先輩、忍先輩、名前もない脇役のクラスメイトや寮生、ぜーんぶひっくるめて大好きです。いつまでもコイツらの日常を眺めていたい。なんでこんなに好きなのかというと、メイン登場人物から脇役に至るまで、みんなおバカだから。これくらい日々楽しく生きたいよね。

 あと、個人的に、最終巻の表紙をめくった1ページ目、那州雪絵先生の「君らあってのマンガだよ」という枠外コメントに涙が出そうなくらい感動しました。そうですよね、名前もない外野も生き生きして、ワイワイすかちゃんをいじって遊んでいる。それがグリーンウッドですよね。

17位 チキタ★GuGu (TONO)

チキタ★GUGU 8巻

チキタ★GUGU 8巻

 

掲載誌: ネムキ
出版社: 朝日ソノラマ
ジャンル:ファンタジー
巻数: 8巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 人を食べる化け物と、死ぬほど不味い人間が共に生きる100年のお話。可愛らしい絵で酷く残酷な死に様が描かれたりしてますが、なんだかもっと力を抜いて生きてもいいなと思ったりしました。諦めじゃないんだけど、仕方ないんだと思える心の持ちようというか。

 あと、この漫画はコミュニケーションがテーマでもあります。「クリップの中にチキタを見つけなさい」という台詞なんかそうですよね。この台詞、ずっと心のなかにあって、何度か助けられました。

 こういう読み方をするべき、とは言いませんが、私はこうも読めたよ。それくらい掘り下げて楽しめる面白い漫画なんだな、と思っていただければ幸い。

18位 ぼくの地球を守って (日渡早紀)

掲載誌: LaLa
出版社: 白泉社
ジャンル:ファンタジー
巻数: 21巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 前世の記憶に翻弄されながらも、今の自分として生きるぼくらと、地球へと還っていく彼らの話。やっぱ、時間とか前世とかの積み重ねのパワーは強い。前世の因縁と記憶と、今の自分との狭間で揺れ動きながら、それでも、紫苑と木蓮たちを思ってくれた人々の思いの連なりの先、救いと、今の輪くんと亜梨子の幸せに繋がる。その連なりの重みにどうしようもないくらいに心が揺さぶられます。

 それと、次世代編「ボクを包む月の光」も良い。というか、卑怯っすよ、ラズロとキャーを出されたら泣くしか無いじゃない。

19位 ポケットモンスタースペシャル (真斗/山本サトシ/原作:日下秀憲)

ポケットモンスターSPECIAL (3) (てんとう虫コミックススペシャル)

ポケットモンスターSPECIAL (3) (てんとう虫コミックススペシャル)

 

掲載誌: 小学三~六年生
出版社: 小学館
ジャンル:バトル
巻数: 51巻 (続刊)
出会った時期: 小学生

 図書館に行って小学4,5,6年生を読み漁った思ひ出。毎月毎月、図書館に行くのがほんとうに楽しみで、初めて連載を追う楽しみを教えてくれた大切な漫画です。

 赤緑青のエピソードである1-3巻、そのラストバトルはそれまでの冒険の積み重ね、レッドと仲間たちとの思いも全て重なって素晴らしい最終回になりました。そして、黄以降、あれだけ綺麗に終わったポケスペ世界を各章でちゃんと終わらせながら、その上に正統な続編として、物語が連なっていく。黄や金銀クリスタルでの、先輩としての赤緑青や、それまでの登場人物たちの再登場。そして、ルビサファのラスト、オールスターで臨むバトル。最高に熱い!

 そういう続編モノとしての演出が今でも大好きなのは、ポケスペで正しい続編ものを見せてもらったからなのかなーと思います

20位 ジオブリーダーズ (伊藤明弘)

掲載誌: アワーズ
出版社: 少年画報社
ジャンル:ミリタリー
巻数: 16巻 (休載)
出会った時期: 大学生

 現代に在る化け猫と、それを退治する「神楽総合警備」の戦いの記録。ハッタリの効いた最高のガンアクションと、市街地で繰り広げられる無茶苦茶な大立ち回り、スンデのところで"どうにか"なっていく爽快感。テッポウで、化け猫、戦車や、巡洋艦とまで立ちまわりながら、ギャグか!と思うくらいどうにかなってしまう。

 でも、主人公補正なんてねーよ、偶然だよ、と突き放される。そこから本当の物語が加速しだす。その暴走の結末は、酷く悲しいものでした。夕ちゃん、大好きだった。本当に好きな娘だったんです。雑誌で読みながら辛すぎて哭きました。

 そして始まる新章と、今に至るまでの休載。あのままで止まっているなんて、そんなのってないよ、伊藤先生。どんなに掛かろうと、ずっとあの先を見るために待ちます。ずっとアワーズを読んで待っています。

21位 エンブリヲン・ロード (やまむらはじめ)

エンブリヲン・ロード―たねのみち (7) (Gum comics)

エンブリヲン・ロード―たねのみち (7) (Gum comics)

 

掲載誌: コミックガム
出版社: ワニブックス
ジャンル:SF
巻数: 7巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 Theやまむらはじめ漫画。どうしようもない焦燥感、コンプレックス、これらは、やまむらはじめ作品の本質だと思う。それを煮詰めながら、最後まで疾走感をもって描かれたのが本作だと思うンです。個人的に、初期やまむら作品の一つの頂点と思っています。

 話は変わりますが、神様ドォルズでは、その焦燥感、不完全燃焼の先を見せてもらえるという期待がありました。が、あの最終回はその先には至らなかった。でもね、「天にひびき」は間違いなく、最終回に向かっての疾走で、その先を見せてもらえた。まだ再読が足りないですが、来年くらいには順位が入れ替わりそうな予感がします。

22位 ディスコミュニケーション (植芝理一)

ディスコミュニケーション(1) (アフタヌーンKC)

ディスコミュニケーション(1) (アフタヌーンKC)

 

掲載誌: アフタヌーン
出版社: 講談社
ジャンル:伝奇
巻数: 17巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 「わたしはどうしてまつぶえくんをすきになったんだろう?」

 不思議な男の子、松笛と、彼の言う変な頼みをきいてしまう彼女、戸川。二人と、周辺のとっても変な人々のごちゃごちゃしたお話。うん、最高に好きです。濃厚な民俗学の香りや、ただどんちゃん騒ぎして楽しいアホな話や、ずば抜けて変態チックなエピソードまで、どれも好きすぎて困る。

 それと、松笛に飲ませるために涙を溜める戸川が本当に綺麗だ。謎の彼女X9巻特典で、涙を飲ませるシーンが見れたのはとても幸せでした。

23位 タケヲちゃん物怪録 (とよ田みのる)

掲載誌: ゲッサン
出版社: 小学館
ジャンル:伝奇
巻数: 7巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 朝霧の巫女と同じく、稲生物怪録を下敷きとした、妖怪たちと、不幸のどん底少女タケヲの愉快な日々。完結しちゃいましたね。毎月、ゲッサンが楽しくて楽しくて仕方なかった。とよ田節炸裂!擬音も毎号Twitterにうpされてたりして、毎号遊びまくった感じですよね。それが読者にも伝わってきて、楽しい!

 それとね、あれほど無感情な、優しくされたことに驚いてしまうほどの女の子が、最後ああして幸せになれた。それがまた嬉しい。そういう漫画でもありました。

24位 聖戦エルナサーガ (堤抄子)

聖戦記エルナサーガ (13) (GFC)

聖戦記エルナサーガ (13) (GFC)

 

掲載誌: Gファンタジー
出版社: スクエニ
ジャンル:ファンタジー
巻数: 12巻 (完結)
出会った時期: 大学生

傑作と言い切ることに何のためらいもない。闇の姫御子と呼ばれ、世界を滅ぼしかねない恐ろしい力をもつエルナ姫。戦争のさなか、彼女を巡り、さらに戦火は拡大し、世界は破滅へと着実に進んでいく。その中で心優しきエルナは、自分のために死んでいく人、それも自分の命を狙う敵兵にすら涙を流している。何度、彼女は自らの死を考えただろうか。だが、それでも彼女は生きる道を選び、人々をひとりでも救うために戦っていく。その高潔さ、優しさは、彼女と関わった人々を動かし、戦乱の中で大きなうねりとなり、再びエルナ姫の前に。

何度再読しても、この世界の躍動感に圧倒されてしまいます。

25位 覇王大系リューナイト (伊東岳彦)

覇王大系リューナイト―Collector’s edition (SideA) (YOUNG JUMP愛蔵版)

覇王大系リューナイト―Collector’s edition (SideA) (YOUNG JUMP愛蔵版)

 

掲載誌: Vジャンプ
出版社: 集英社
ジャンル:ファンタジー
巻数: 3巻 (完結)
出会った時期: 中学生

 TVアニメ、OVA、漫画版で全てストーリーが異なり、そのどれもが面白い名メディアミックス。その漫画版リューナイトがこれです。たった3巻の中に、伊東岳彦先生の描くアースティアが構築されていて、そこで躍動するキャラクターたちは間違いなく伊藤先生のキャラです。宇宙英雄物語なんかで見た、あのワイワイガヤガヤやっている外野と同じノリで大好き。

 それと、最終回での、色んな力の集合。旅の中で出会った仲間たち、第1話で倒した敵すらも、邪竜族妥当のため、アースブレードへ集まり、勇者アデューを助ける。その熱さ、まさしく「燃え!」です。

26位 ARIA (天野こずえ)

ARIA(11) (BLADE COMICS)

ARIA(11) (BLADE COMICS)

 

掲載誌: コミックブレイド
出版社: マッグガーデン
ジャンル:SF
巻数: 14巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 灯里と一緒に過ごす、ネオ・ヴェネツィアの素敵な時間。

 11巻のアリスの昇格から、最終巻に至るまでの、傑作エピソードの連続。たぶんあの頃から間違いなく、物語の終わりも意識されていて、ちょっとずつ幕を下ろすための準備がされていきます。毎月の連載エピソードがどれも愛おしくて、それが終わってしまうことがとても切なくて。その感覚は忘れられません。ARIAのラストをコミックブレイドで一緒に、リアルタイムで読めたこと、とても幸運だったと思います。

27位 PON!とキマイラ (浅野りん)

Pon!とキマイラ 4 (ガンガンコミックス)

Pon!とキマイラ 4 (ガンガンコミックス)

 

掲載誌: ガンガン
出版社: スクエニ
ジャンル:ギャグ
巻数: 7巻 (完結)
出会った時期: 高校生

 神獣ポン太、とその親でド外道中学生の八満、ポン太の本来の親になるはずだったシアン、それにマッドサイエンティスト清丸ほか、ノリの良いクラスメイトたちが加わり、最高に楽しい日常ギャグ漫画。

 浅野りん先生の描く日常のボケツッコミやりとりがなにより好きです。なんですかね、あのギャグ空間。見てるだけで楽しい。特に清丸、命の限り好き勝手、いいじゃないですか、最高のキャラクターですよ。

28位 ヨルムンガンド (高橋慶太郎)

ヨルムンガンド(1) サンデーGXコミックス

ヨルムンガンド(1) サンデーGXコミックス

 

掲載誌: サンデーGX
出版社: 小学館
ジャンル:ミリタリー
巻数: 11巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 元少年兵ヨナ、武器商人ココの世界を知るための旅。ヨルムンガンドを読むとFPSやりたくなって、FPSをやるとヨルムンガンドを読みたくなるという好循環が自分の中にあります。そのためか、再読数が結構多くて、いつのまにかこの順位に。あと、サンデーGXでヨルムン、ワイルダネスブラクラの3作が載っていた頃は、本当にGX輝いてた。

 好きなところというと、やっぱりココの護衛チームの個性。だれもが一芸に秀でてて、それに絡んだ各自のエピソードがまーた格好良いわけですよ。トージョ、ウゴのエピソードとか特に好き。

29位 じゃじゃ馬グルーミンUP (ゆうきまさみ)

掲載誌: サンデー
出版社: 小学館
ジャンル:お仕事
巻数: 26巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 競走馬と、そこに関わる人々のお話。ゆうきまさみ作品はどれもこれも好きで、悩みに悩んだ末、本作にしました。主人公の駿平、すっごく回り道してますよね。行ったり来たり、ぐるぐる回りながら、ちゃんとラストで悔し涙と嬉しい涙が混じったあの複雑な気持ち、そこに辿り着いたこと、尊敬します。

 そのあとのエピローグも好き。ドラマのエンディングが流れながら、登場人物たちのその後が見えていくような、あの雰囲気が良い。馬も人も、色んな繋がりの中で、今までもこれからもずっと続いていくんだって、そういう感じ、大好きです。

30位 ゴールデンデイズ (高尾滋)

ゴールデン・デイズ 8

ゴールデン・デイズ 8

 

掲載誌: 花とゆめ
出版社: 白泉社
ジャンル:青春
巻数: 8巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 祖父の若い頃と瓜二つである光也が大正時代へとタイムスリップし、そこで祖父に成り代わり、祖父が生涯悔いに思っていた、祖父の親友を助ける物語。

 高尾滋先生の細密な絵柄で紡がれる大正時代と、そこで描かれる友情がこれ以上ないくらいに合致しています。タイムスリップした先で、祖父慶光としてではなく、光也として仁と親友になっていき、彼を救った。それでハッピーエンド、ではない。その後にある今生の別れと、彼らの生涯と渡された"お守り"から蘇る「眩いばかりの日々」に、涙と思いが溢れて止まらない。

31位 三文未来の家庭訪問 (庄司創)

三文未来の家庭訪問 (アフタヌーンKC)

三文未来の家庭訪問 (アフタヌーンKC)

 

掲載誌: アフタヌーン
出版社: 講談社
ジャンル:SF
巻数: 1巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 宇宙エレベーターとか遺伝子改造なんてキーワードが浮かぶ近未来、でも、家庭事情も社会にあわせてより複雑になった世界の家庭相談員と訪問される家族のお話。という表題作「三文未来の家庭訪問」を収録した短篇集。

 四季賞ポータブルで出会ってからずっと待っていた単行本化ですよ。やっぱり、表題作との出会いが衝撃でした。近未来世界が納得をもって描かれていて、遺伝子改造だとか、集団生活団体だったりとか、オート協議ソフトとか、家庭相談の担当権がマーケットで売買されてたりとか、そういった世界全部がSF的好奇心から楽しくて仕方なかったです。それでいてちゃんとボーイ・ミーツ・ガールで最高じゃないすか。

32位 25時のバカンス (市川春子)

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

25時のバカンス 市川春子作品集(2) (アフタヌーンKC)

 

掲載誌: アフタヌーン
出版社: 講談社
ジャンル:SF
巻数: 1巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 鉱物とか、無機物的な美が映える短篇集。虫と歌、宝石の国と迷いましたが、表題作25時のバカンスに一番惹かれました。割れた足の断面とか、とても綺麗。ああ、すげーフェチズムの世界だ。しかも、それが読みやすいのがまた不思議というか。

 あ、あとですね、今、宝石の国がやけに面白くなってきてて、今年辺り宝石の国と入れ替わりそうな気もします。

33位 BREAK-AGE (馬頭ちーめい/STUDIOねむ)

BREAK-AGE (1) (アスペクトコミックス)

BREAK-AGE (1) (アスペクトコミックス)

 

掲載誌: ビームコミック
出版社: エンターブレイン
ジャンル:バトル
巻数: 10巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 電子空間を舞台にバーチャルパペット(VP)を造り、戦わせる!筐体ゲーム、デンジャープラネット(DP)と、それを最高に楽しんでいる子供たちと大人たちの物語。

 レッツ&ゴーや、今ならガンダムBFTなんかそうですが、そういうホビーを題材とした漫画。架空のゲームではありますが、プレイヤーが操作するVPは自分で素材から設計可能で、相当自由度の高いゲームになっています。架空のゲームなので、販促する対象はないですが、こういう作品で一番大事なのは、読んでいるこっちまで遊びたくなる、楽しそうと思わせること。間違いなく本作はそれを持っています。

 それに、開発側に回った人間も、大会には出られなくともDPが大好きで、テストプレイで他社ともバリバリに遊びまくっている。VPを造る、戦うプレイヤー側、ゲーム自体を造る側、それもひっくるめて、DPという世界が構築されていて、その世界が最高に楽しそうで、羨ましい!

34位 となりの怪物くん (ろびこ)

となりの怪物くん(12) (KC デザート)

となりの怪物くん(12) (KC デザート)

 

掲載誌: デザート
出版社: 講談社
ジャンル:ラブコメ
巻数: 13巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 成績優秀だけど周囲に興味のなかった水谷雫と、その隣の席の問題児、吉田ハル。二人と、愉快な仲間たちで送る青春群像劇。雫とハル、それに夏目さんやササヤン、ヤマケンや、大島さんたち皆が一緒にいて、ギャースカやったり、振り回されたりしながら、ちょっとずつだけど変わっていく。こんな青春を送りたいだけの人生だった。

 あと、12巻で完結をみた本作ですが、13巻は丸々周りのみんなのその後が描かれます。ササ夏をしっかり1話をかけて描かれたり、優山さんの弟ハルとの思い出、本編で匂わせていた隆也くんと大島さんだったり、しっかりたっぷり読めて大満足。ろびこ先生も読者である我々も、とな怪の登場人物みーんな大好きですよね。

35位 R2 (箱田真紀)

R2 2―Rise R to the second powe (BLADE COMICS)

R2 2―Rise R to the second powe (BLADE COMICS)

 

掲載誌: コミックブレイド
出版社: マッグガーデン
ジャンル:ファンタジー
巻数: 2巻 (休載)
出会った時期: 高校生

 ピザ屋で働く少年健太と、彼が出会った謎の幼女ミーム。二人の出会いによって止まっていた時が動き出し、健太のいる世界と、ミームとよく似たカノという女性のいる砂に覆われた遊園地の世界。二つの世界、あるいは時間から描かれるファンタジー漫画。

 休載されたあとに出会いました。でも、ずっと続きが楽しみで、コミックブレイド増刊のブラウニーで連載再開した時には本当に嬉しくて。でも、ブラウニーも創刊号から続きは出ず、今に至るまで6年間沈黙が続いています。それでも、ずっと待ち続けるのは、あの世界の中で、健太とカノが再び巡りあう瞬間が読みたいから。どうか、今年こそ復活されますように。

36位 機動戦士ガンダム ムーンクライシス (松浦まさふみ)

機動戦士ガンダム ムーンクライシス 下巻 (2) (電撃コミックス)

機動戦士ガンダム ムーンクライシス 下巻 (2) (電撃コミックス)

 

掲載誌: サイバーコミックス
出版社: バンダイ
ジャンル:ミリタリー
巻数: 2巻 (完結)
出会った時期: 高校生

 クロスボーンガンダムと、ジョニー・ライデンの帰還は、同作者別作品をあげたので、今回唯一のガンダム漫画のランクイン。ユニコーンがアニメ化されたので、正史になることはもうないでしょうけど、ミネバ・ラオ・ザビを扱ったガンダム漫画としては、本作と逆襲のギガンティスも忘れないで下さい。

 個人的に、Zタイプの可変MSの展開力だったり、ビーム兵器が装甲を焼くだけになっている描写とか、SFやミリタリーとしての面を強調したガンダムとして大好きです。あと、テロ組織「ヌーベルエゥーゴ」を率いるタウ・リンの悪役っぷりと、それを裏付ける宇宙世紀の暗い描写も良い。

37位 タビと道づれ (たなかのか)

タビと道づれ(6) (BLADE COMICS)

タビと道づれ(6) (BLADE COMICS)

 

掲載誌: コミックブレイド
出版社: マッグガーデン
ジャンル:ファンタジー
巻数: 6巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 ループする日常と、そこから抜け出すために5年前の町を探索する物語。それと、そこにある優しい言葉遊び。

 ラストに向けて描かれる真実はとても残酷で、タビを突き落とす。だけど、それまでにタビが出会って変えてきた人たち、ユキタくん、ニシムラさん、カノコちゃん、クロネくん、トト、ツキコさん、彼らがタビを引っ張りだして、5年後に繋がる。コミックブレイドで読んでいて、ラストにかけての展開、繋がっていく気持ちの良さは、今でもずっと好き。

38位 世縒りゆび (騎崎サブゼロ)

騎崎サブゼロ作品集 世縒りゆび (リュウコミックス)

騎崎サブゼロ作品集 世縒りゆび (リュウコミックス)

 

掲載誌: アワーズライト
出版社: 少年画報社
ジャンル:ファンタジー
巻数: 1巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 錬金術士を指す「世縒り」という言葉。それに連なる過去の後悔と、願いとが繋がり、一人の女の子が金になる話。

 とても良く練られた1冊完結の物語。最初は繋がりなんて知らずに読んでいき、不思議な物語だと思って読んでいくうちに、「よより」という言葉にすべてが繋がる。ただ、単純に思いの繋がりと、伏線を回収しただけではあるけれど、そこにあった物語の綺麗な構成に惹きつけられました。

39位 ファイブスター物語 (永野護)

ファイブスター物語 (12) (ニュータイプ100%コミックス)

ファイブスター物語 (12) (ニュータイプ100%コミックス)

 

 

掲載誌: ニュータイプ
出版社: 角川書店
ジャンル:ファンタジー
巻数: 12巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

 時空を超えるお伽話。これでもかと詰め込まれた巻頭の設定、年表などなど、その辺りについてはもはや説明不要でしょう。といっても、私もその設定を読むのとか楽しすぎるし、コマの中で動き回るMHや、騎士、ファティマ、ダイバーたちが格好良くてたまらん。また、話の展開自体はシンプルに熱い展開が多く、読み味としてはすっきりしてる気がします。

 とりあえず、魔導大戦の結末だけは見たいです。永野先生、お願いします。

40位 EDEN 〜It's an Endless World!〜 (遠藤浩輝)

EDEN(1)

EDEN(1)

 

掲載誌: アフタヌーン
出版社: 講談社
ジャンル:SF
巻数: 18巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 クロージャーウィルスの大流行により滅びかけても、まだどうしようもなく歪んでいる未来世界にて。「あ、この娘可愛いな」と思った女の子が尽く無残な死に至る漫画。例外はない。

 神がいるなら、試練とかそういうレベルじゃなくて、人類を殺しにかかってるわ。マジ容赦ない。そんな絶望しかない世界で、どうしようもないくらい汚れながら、生きていく力強さ。そういうところが好きなのかも。 あとね、ラストの中年3人がかっこ良すぎました。

41位 実は私は (増田英二)

実は私は 5 (少年チャンピオン・コミックス)
 

掲載誌: チャンピオン
出版社: 秋田書店
ジャンル:ラブコメ
巻数: 8巻 (続刊)
出会った時期: 社会人

 「実は私は」に続く何かしらの秘密(吸血鬼、宇宙人etc)を持った女の子たちと、アナザル(穴の空いたザル)こと、バカ正直すぎてなんでも顔に出てしまう黒峰朝陽の送るラブコメな日々。今、最高に楽しくてニヤニヤが止まらないラブコメ

 この漫画、ポンコツすぎてサラリと秘密をバラしてしまうアホな女の子たちと、朝陽くんが秘密を隠そうとあたふたするのが楽しい。それと、もうひとつの「実は私は」がラブコメのギミックとして、最高に萌える。それが明かされる時、心臓の高鳴りがえらいことに。特にド外道幼馴染みかんのそれが明かされた時なんか、布団の上で足をバタバタするのが止まりませんでした。

42位 げんしけん (木尾士目)

げんしけん(1) (アフタヌーンKC)

げんしけん(1) (アフタヌーンKC)

 

掲載誌: アフタヌーン
出版社: 講談社
ジャンル:大学生
巻数: 16巻 (続刊)
出会った時期: 高校生

 こっち側に落ちることになった戦犯。や、それまでに下地は十分できていましたけどね、最後に背中をドンと押して突き落としたのがコレ。なんて言ってみても、ヲタとして十分楽しい大学生活を送らせてもらったので、ただただ感謝しかございません。

 それはそうと、実際大学でそういうサークルに入ってみて、空気感がまんまですよね。世代の移り変わりも、とても納得して読めた。斑目に感情移入して読んでいたという人もよく見かけますが、たぶん自分は笹原か荻上(あるいはくっちー)の世代として読んでた気がします。斑目のような、知識とかジャンルの幅広さのあるサークルの先輩たちに憧れがあったし、そういうところが笹原と自分のリンクするところかな、と。

43位 まじめな時間 (清家雪子)

まじめな時間(2) <完> (アフタヌーンKC)

まじめな時間(2) <完> (アフタヌーンKC)

 

掲載誌: アフタヌーン
出版社: 講談社
ジャンル:人生
巻数: 2巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 交通事故で死んだ少女、一紗。彼女が浮遊霊として過ごし、自分を失った家族、友人たちを見て、苦しみながらも、ほんの少し手を出せた、そんな時間のお話。

 この漫画の上手いと思うところは、表情です。1巻のもやもやしたいたたまれなさから、2巻の熱い展開へと繋がり、母親に人形を渡せたのちの、一紗の表情。この一紗の表情というのが、ストレートに響く。1巻表紙のいたたまれない、あの一紗の表情から、2巻の晴れた表情にたどり着いたこと、その結末を迎えることができて、ホッとしました。

 確かに10代の少女の死という重く残酷な物語ではあるんですが、病院で亡くなった少年の「さみしいけどそんなに悪くないよ」という言葉が、この漫画の空気を表していると思います。

44位 BUTTER! (ヤマシタトモコ)

BUTTER!!!(6)<完> (アフタヌーンKC)

BUTTER!!!(6)<完> (アフタヌーンKC)

 

掲載誌: アフタヌーン
出版社: 講談社
ジャンル:青春
巻数: 6巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 社交ダンス部の青春モノ!これスポーツとか部活って分類がしっくりこなくて、青春って言われるとソレダ!となる。

 や、あの最初に出てくるいじめっ子がさ、本気で胸糞悪くて困る。そういうの描くの上手いよなぁ、ヤマシタトモコ先生。でも、それがあるから、その後の「超ウケル!」がすごく映えた。あの1話に完全にやられて、あのあとの端場くんが好きで、彼がどう進んでいくかにずっと注目して見ていた気がします。

45位 真夏の国 (喜多尚江)

真夏の国完全版 1 (花とゆめCOMICS)

真夏の国完全版 1 (花とゆめCOMICS)

 

掲載誌: 別冊花とゆめ
出版社: 白泉社
ジャンル:恋愛
巻数: 3巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 Kiss me ダーリン×3でも書きましたが、初めて読んだ少女漫画。大国から追われる少女千世を、千世を一途に思う暴走少年厚士がひたすら追いかけるボーイ・ミーツ・ガール。好きな娘のためなら、どこまでも、どんな危険なところでも、どんな無茶でもやってのける。恋する一途な少年は最強だよね。

 あとですね、絵柄がとても好きです。たぶん、最初に読んだ少女漫画として、喜多先生の絵柄が刷り込まれてる気もしますが、この細い線で描かれる男の子、女の子が可愛いくてたまらんです。

46位 放浪息子 (志村貴子)

放浪息子 15 (BEAM COMIX)

放浪息子 15 (BEAM COMIX)

 

掲載誌: ビーム
出版社: エンターブレイン
ジャンル:ジェンダー
巻数: 15巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 女の子になりたい二鳥くんと、男の子になりたい高槻さんのお話。読んでいるうちに、成長していく二鳥くんたちを見守る親戚のおじさんの気分になってきた。はじめは小学生だった彼らが、中学生、高校生へと成長していくのが、なんというか「あんなに小さかった子がもう高校生かぁ」と感慨深いものがありました。

47位 ポーの一族 (萩尾望都)

ポーの一族 (1) (小学館文庫)

ポーの一族 (1) (小学館文庫)

 

掲載誌: 別冊少女コミック
出版社: 小学館
ジャンル:ファンタジー
巻数: 9巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 バンパネラの少年エドガー。文字通りの永遠の少年であるエドガーと、それに関わった人々のお話。長命種族、あるいは永遠に生きる存在と、短命種族である人間との物語。そこにある切なさのようなもの、それが好きで好きでたまりません。

 それと、ポーの一族は、漂白の時の中にあるエドガーが出会った人々、必ずしも良い出会いとも限らないけれど、そういった人々から語り継がれ、ラストで繋がっていく。その繋がりも好きだなぁ。

48位 キャリアこぎつねきんのもり (石井まゆみ)

キャリアこぎつねきんのもり 1 (クイーンズコミックス)

キャリアこぎつねきんのもり 1 (クイーンズコミックス)

 

掲載誌: コーラス
出版社: 集英社
ジャンル:家族
巻数: 5+6巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 両親の死と、祖母からの虐待によって、人形のようになったしまった童子(わらし)。親戚中をたらい回しにされ、最後に行き着いたのは、キャリアとして働く女性、條辺早歩。童子にも、童子に付随する遺産にも、興味がないどころか、迷惑にすら思っていた早歩だが、幼い童子との生活に悪戦苦闘する中、次第に童子も早歩も心を開いていく。

 「きんのもり」のラストでは、童子は狐面を外し、早歩に本当の顔と、本当の名前を明かす。そこまでの二人の道のりの積み重ねも相まって、本当に良いラストになっています。

 また、続編の「きんのもり」では、早歩のキャリアと子育て、結婚をどうバランスをとって選択していくかを描いています。こちらも、揺れ動く社会人女性と娘、周囲の人間関係がとても興味深い良作です。

49位 アンダーザローズ (船戸明里)

Under the Rose 7 春の賛歌 (バーズコミックス デラックス)

Under the Rose 7 春の賛歌 (バーズコミックス デラックス)

 

掲載誌: comicスピカ
出版社: 幻冬舎
ジャンル:家族
巻数: 8巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

 ロウランド伯爵家の陰と陽。グレース・キングの死、伯爵婦人アンナの絶望した眼差し、庶子を含む8人の子供たちと母親たち。どこか歪んでいる。外から迎えられた庶子のライナス・キングや、家庭教師のレイチェル・ブレナンによって、その歪みが読者へと提示されていく。特に、身分にこだわらない、温厚な人柄を持つ伯爵自身とのギャップから、歪みが際立っていく。

 しかし、伯爵が子供たちへ注ぐ、平等な愛情は紛れもない本物であり、子供たちの日常には明るく日が差している。その光と影を含めてこの作品であり、それもひっくるめて好きです。

50位 群青学舎 (入江亜季)

群青学舎 四巻 (BEAM COMIX)

群青学舎 四巻 (BEAM COMIX)

 

掲載誌: ビーム
出版社: エンターブレイン
ジャンル:ファンタジー
巻数: 4巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 中世だったり、ファンタジーだったり、近代だったり、現代だったり。自然の中で感じる不思議な話、ちょっとおかしくて変な話、王国を追われた姫様の話や、親からの巣立ちの話などなど。とにかく入江亜季先生の描きたいものを、いっぱい詰め込んだ、そういう漫画。どれもこれも好きな話だらけで、読んでいて本当に楽しい。

51位 Jの総て (中村明日美子)

Jの総て (1) (F×COMICS)

Jの総て (1) (F×COMICS)

 

掲載誌: マンガ・エロティクス・エフ
出版社: 太田出版
ジャンル:ジェンダー
巻数: 3巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 中村明日美子先生の細く流れる線によって描かれる一人の人間「J」の半生。

 初めて読んだBL。確か、最初に読んだ時は嫌悪もあったと思う。でも、流れるように進む物語に惹き込まれ、登場人物たちの抱えるトラウマや葛藤、情愛の果てに、エンディングで描かれる幸いに辿り着けたこと、それが素直に嬉しかった。

52位 まちあわせ (田中雄一)

掲載誌: アフタヌーン
出版社: 講談社
ジャンル:SF
巻数: 1巻 (完結)
出会った時期: 大学生

人間と、他の生物の"共存"を描いた短篇集。ただ、その共存は綺麗なものではなく、人間にとって、いや、現代人の我々の感覚からすれば、本当に嫌悪しか無い。

とうとう、これが世に出てしまったか。収録作「害虫駆除局」をアフタヌーン四季賞で読んで以来、嫌なくらいずっと忘れられない存在。それが収録された四季賞ポータブルが視界に入るたびに目をそらしてしまうくらい嫌。なんでこれを"好きな"漫画のベスト100に入れてるんだ、私。そうは言いつつも、昨年何度も再読してしまっている。

53位 がらくたストリート (山田穣)

がらくたストリート (3) (バーズコミックス)

がらくたストリート (3) (バーズコミックス)

 

掲載誌: バーズ
出版社: 幻冬舎
ジャンル:ジュブナイル
巻数: 3巻 (完結)
出会った時期: 大学生

子供と夏と宇宙人と神様と。ジュブナイルにSFと伝奇と多種多様な方面のヲタ知識をぶち込んで、こねくり回して遊んだ漫画。これもまた憧れる世界だよなぁ。や、訂正しよう、出てくる子供や兄貴の博識に憧れる。こういう薀蓄垂れてみてぇ。個人的に、妖怪ハンターが出てきたのがツボすぎて、それだけで結構高評価です。

54位 ハクメイとミコチ (樫木祐人)

掲載誌: ハルタ
出版社: エンターブレイン
ジャンル:ファンタジー
巻数: 2巻 (続刊)
出会った時期: 社会人

子供の頃読んだ絵本に、14匹のねずみシリーズがあります。ツクシと同じくらいのサイズのねずみ達が、木のテーブルを囲んで食事をしたり、あのサイズで餅つきをしたりしてる。子供の頃、あの世界に強い憧憬を感じたのを覚えてます。

それをこうして、小人たち、動物や虫たちの世界として描かれると、もう、惚れ込んじゃいましたよ。だって、憧れた世界がそこにあるもの。それと、飯が美味そう。ハルタの中では、乙嫁、ダンジョン飯に並ぶ良飯漫画でもあります。

55位 ひとりぼっちの地球侵略 (小川麻衣子)

掲載誌: ゲッサン
出版社: 小学館
ジャンル:SF
巻数: 6巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

ゲッサンで一番楽しみな連載。地球を侵略しにやってきた宇宙人の少女と、10年前の事件が原因で彼女の心臓を埋め込まれた少年。二人が共犯者となり、ほかの宇宙人から地球を守る少年漫画。

宇宙人、大鳥望の操る力というのが、ちょっと不思議な力なんですよね。超科学とかESPとかそういう方向でもなくて、もっと精神的な、魔法みたいな、たぶん因果律でもいじってるんだろうか、そういう力で、それもまたこの可愛らしい絵柄にマッチしています。可愛らしい絵柄を支えてるのは、上手いデフォルメ感覚。これ、たぶんですけど、ポケスペの真斗先生辺りが影響してるんじゃないかな?どうかな?

56位 清々と (谷川史子)

清々と 2 (ヤングキングコミックス)

清々と 2 (ヤングキングコミックス)

 

掲載誌: アワーズ
出版社: 少年画報社
ジャンル:恋愛
巻数: 2巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

 ご機嫌よう、がデフォのお嬢様女子校を舞台に、十人十色な少女たちが精一杯頑張って、友情を深めたり、恋愛をしたりするお話。オムニバスの名手、谷川史子先生ですが、「清々と」はその作品群の中でも非常に高純度な少女たちの青春が詰め込まれています。特に、1巻の幼馴染の話!あれね、雑誌で読んだ時、布団の上で転げまわりましたからね。最高に萌えます。

57位 らいか・デイズ (むんこ)

らいか・デイズ (16) (まんがタイムコミックス)

らいか・デイズ (16) (まんがタイムコミックス)

 

掲載誌: まんがホーム
出版社: 芳文社
ジャンル:コメディ
巻数: 17巻 (続刊)
出会った時期: 社会人

クラスメイトの勉強をめんどうみたりするのはもちろん、先生のお仕事まで手伝えてしまう、スーパー小学生らいかちゃんの日常。もはや何度目かもわかりませんが、毎回毎回、らいかちゃんと(一方通行の)ライバルの竹田くんのほのぼの小学生らしいバレンタインがとてもニヤニヤできます。そういうニヤニヤ漫画としても最高なんですが、私、こういう大人びた、出来た子の見せる子供らしさみたいなのが大好きでね。周りの大人が良い意味で適当な人(いやダメな大人でもあるけど)が多いので、それが適度に力を抜かせてくれて、ほっとします。

58位 僕らはみんな河合荘 (宮原るり)

掲載誌: アワーズ
出版社: 少年画報社
ジャンル:ラブコメ
巻数: 5巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

恋愛ラボと迷ったけど、やっぱこっちのが萌えるかなぁ。宇佐くんが高校入学時に入った下宿にいたのは、本の虫でぼっちな、でも可愛い律先輩。宇佐くんが律っちゃんとの距離を縮めようとすると、律っちゃん先輩は逃げるし、適度に距離をとっていないとダメ。うわー、律っちゃん面倒くさいなー、宇佐くん頑張るなー。でも、徐々に律っちゃん先輩が心を開きつつあって、時々見せる赤面に禿げ萌えるわけで。ああー、こいつら早くくっつけばいいのにー、とは思うけど、まだしばらくモダモダしてるの見たいジレンマ。

59位 Cat Shit One '80(小林源文)

Cat Shit One'80 VOL.1 キャット・シット・ワン '80 1巻

Cat Shit One'80 VOL.1 キャット・シット・ワン '80 1巻

 

掲載誌: COMBATコミック
出版社: ソフトバンククリエイティブ
ジャンル:ミリタリー
巻数: 9巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

アメリカ=ウサギ、ロシア=クマ、ベトナム=ネコ、日本=サルなど、各国の人間を動物で置き換え、バタ臭い雰囲気を見事に抑えて描いた戦争もの。前作、Cat Shit Oneではベトナム戦争が舞台だったが、'80では80年台の冷戦下が描かれる。フォークランド紛争や、アフガン戦争、駐英イラン大使館占拠事件での対テロ戦闘などで、主人公パッキー(ウサギ)が活躍する。

個人的に、80年台は生まれる前か、物心付く前であると同時に、教科書でもチラッと触れる程度で、ほとんど未知の時代。それをこういう側面から見れるのは面白かったですね。

60位 シャーマンキング (武井宏之)

掲載誌: ジャンプ
出版社: 集英社
ジャンル:バトル
巻数: 32巻 (完結)
出会った時期: 中学生

世代ですな。毎週のジャンプが本当に楽しみで楽しみで、ずっと追いかけてました。それだけにプリンセスハオは衝撃でした。あの終わらせ方が、じゃなくて、マンキンが終わってしまったという事実が。その後、最近になって購読再開するまでの数年間、ジャンプ空白期間ができたのも、それが原因。でも、完全版は本当に嬉しかった。ああも見事にマンキンの全てをフォローし、完全な最終回が読めたことは、マンガ人生においても幸いでした。プリンセスハオの怨念、晴れました。

61位 ロトの紋章 (藤原カムイ)

掲載誌: ガンガン
出版社: スクエニ
ジャンル:ファンタジー
巻数: 21巻 (完結)
出会った時期: 高校生

ドラゴンクエストの世界を、スケールとリアリティを拡大しまくったガンガン初期の名作。たったひとりの勇者のために、10万匹の獣系モンスター軍団をぶつけて消耗させるなど、壮絶な死闘は見ごたえあり。このエピソード、獣王グノン編は一度離れた親友の帰還や、最後のケンオウであるポロンの覚醒、一度は勇者アルスを見捨て、魔王軍へ放り出したアリアハンの人々が立ち上がるなど、本当に見どころ満載で一番好きなエピソードですね。

62位 夢幻紳士 (高橋葉介)

夢幻紳士 (冒険活劇篇5) (ハヤカワコミック文庫 (JA858))

夢幻紳士 (冒険活劇篇5) (ハヤカワコミック文庫 (JA858))

 

掲載誌: キャプテン
出版社: 徳間書店
ジャンル:伝奇
巻数: -巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

色々とトチ狂った昭和世界で、少年探偵 夢幻魔実也が奇っ怪な事件の頭おかしい真相を明かしていく。怪奇編、幻想編等々、いくつかのシリーズがある本作ですが、個人的には冒険活劇編が一番好きかな。どこか間抜けた警部、怪しい中国人、お転婆ヒロインといった個性豊かな面々と、魔実也少年がところ狭しと活躍する楽しいエピソードになってます。もちろん、おどろおどろしい怪奇編ほかの高橋葉介先生らしい狂気の世界も大好きです。

63位 つづきはまた明日 (紺野キタ)

掲載誌: スピカ
出版社: 幻冬舎
ジャンル:家族
巻数: 4巻 (完結)
出会った時期: 社会人

父と息子と娘の3人暮らし。父子家庭ゆえか、長男の杳(はるか)はとても大人びていて、幼い妹の世話から、料理までこなすよく出来た小学生。でも、時折見せる子供らしさ、例えば好きな子の前だと少し赤くなったりとか、それを見てとてもホッとする。どこが好きかと聞かれれば難しいですが、なんというか、そういうワンシーン全てが好き、という回答でいいでしょうか。

64位 リュウマのガゴウ (宮下裕樹)

掲載誌: アワーズ
出版社: 少年画報社
ジャンル:SF
巻数: 6巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

人類の敵、白皮(ハクヒ)に怯え暮らす人類。人々の唯一の希望は、リュウマと呼ばれる英雄。だが、作中で登場するのは、名を騙るだけの小物や、前の"リュウマ"から名と力を受け継いだ者だけ。そこに本物はいない。また、リュウマを名乗った者達は皆、例外なく死んでいった。"リュウマ"という虚構と、絶望に彩られた世界。

しかし、白皮との戦いの中で死んでいった、リュウマの雅号を繋いでいった彼らの全てが嘘だったのだろうか。そこにあった意志、受け継がれたモノは嘘だけなのか。そして、繋いでいった先、最後のリュウマには希望はないのだろうか。恐らく、そのリュウマという嘘が、いつか反転し、本物に変わる時が来る。その瞬間に立ち会いたうために、ずっとこの漫画を追いかけています。

65位 MAMA (売野機子)

MAMA 2 (BUNCH COMICS)

MAMA 2 (BUNCH COMICS)

 

掲載誌: @バンチ
出版社: 新潮社
ジャンル:人生
巻数: 4巻 (続刊)
出会った時期: 社会人

 とても美しい歌声をもった男子が生まれることがある。その子は普通に変声期を迎えることもあれば、歌声の美しさが頂点に達し、天使の歌声を手に入れることもある。ただし、その歌声を手に入れた少年は命を失い、ほんとうの天使になる。

 残酷な世界。どう足掻こうとも、不平等にその死は訪れる。そして、それが名誉とまでされる世界。そんな天使候補の少年達が集められる寄宿学校(クワイア)が舞台となり、少年達の心の動きが描かれる。天使への憧れ、死への恐怖、より才能のある仲間への嫉妬、母の愛に対する渇望。どうしようもなく最低の世界だが、そこにある少年達の心にどうしようもなく惹かれてしまう。

66位 MOONLIGHT MILE (太田垣康男)

MOONLIGHT MILE(15) ビッグコミックス
 

掲載誌: スペリオール
出版社: 小学館
ジャンル:SF
巻数: 23巻 (続刊)
出会った時期: 高校生

 すぐ明日にでもありそうな、強烈なリアリティをもって存在している近未来。そこで繰り広げられる月面開拓。そのリアリティを担保しているのは、現在、現実に実用化されつつある、あるいは研究中、構想中の技術がSFとして上手く組み込まれているから。のみならず、作中で登場する男達、女達の深い深い業と欲によって、その宇宙開発が突き動かされている。さらにアメリカ、中国という大国の思惑までも複雑に絡み合い、大きなうねりとなっている。今まさに動いている時代が最高に燃える。

 個人的に、サンダーボルトよりこっちを再開して欲しいです。あれはあれですっげー面白いんですけどね、わたしゃMOONLIGHT MILEが読みたいんだよぉ!

67位 満ちても欠けても (水谷フーカ)

満ちても欠けても(2)<完> (KCデラックス Kiss)

満ちても欠けても(2)<完> (KCデラックス Kiss)

 

掲載誌: Kiss Plus
出版社: 講談社
ジャンル:お仕事
巻数: 2巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 昨年、何度も再読するうちに良さがじわじわとわかってきました。全体を通して、ラジが好きな人、ひとりひとりにスポットをあて、1話1話綺麗にまとまった良作オムニバス。ラジオ番組のパーソナリティ、スタッフはもちろんのこと、ラジオ局の警備員さんや、初めてラジオを聞いたばかりの駆け出し美容師などなど。それぞれがそれぞれの思いをもって、ラジオが好きなんだ、と素直に思える、じんわりとくる良い漫画です。

68位 となりの801ちゃん (小島アジコ)

となりの801ちゃん (Next comics)

となりの801ちゃん (Next comics)

 

掲載誌: Kiss Plus
出版社: 講談社
ジャンル:お仕事
巻数: 2巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 私、中学の頃から、ネットの2次創作、それも男女カップリングにどっぷり浸かってきた人間なんです。萌え、は好きなキャラ同士のイチャイチャから感覚的に覚えたし、ハマったカプはサーチエンジンからリングから同盟から拾えるものは全て漁ったりしていた。が、現実世界でそういう楽しみ方をしている人にあったことがない。

 だから、このマンガを初めて読んだ時は衝撃でした。BLとの違いはあれど、初めてこの趣味であるある!と思えた。それって結構嬉しかったんです。ああ、自分だけじゃないんだって。今こうして、萌えに素直になれるのは、801ちゃんのおかげ。

69位 ガーフレット寮の羊たち (もとなおこ)

ガーフレット寮の羊たち(4) (プリンセス・コミックス)

ガーフレット寮の羊たち(4) (プリンセス・コミックス)

 

掲載誌: プリンセス
出版社: 秋田書店
ジャンル:青春
巻数: 4巻 (続刊)
出会った時期: 社会人

 寮内、あるいは学内で繰り広げられる、次期寮長(ナイト)を巡る頭脳戦。情報を集め、相手を出し抜き、ここぞという時に活躍し、名声を集める。抜け目ない彼らの静かな戦いの中で得難い経験をし、また、それだけでは全てがうまく行かないこと、それが楽しいことだと彼らは知る。大人、先生すらも手玉に取る彼らの刺激的な日々が楽しい漫画。

70位 Aventura (翠川しん)

Aventura(5) (シリウスKC)

Aventura(5) (シリウスKC)

 

掲載誌: シリウス
出版社: 講談社
ジャンル:ファンタジー
巻数: 5巻 (続刊)
出会った時期: 高校生

 作者はMissingの挿絵を担当されていた翠川しん先生。翠川先生の繊細な絵柄で描く、剣と魔法の学園冒険譚。この細い線から描かれていく魔法生物たちがまーた、可愛いし、カッコイイし、たまらんのですよ。休載が長いこともあり、久しく再読していないため、以前より順位をさげてはいますが、再開すればまた上位20作に入るくらいの熱量はあると思う

71位 魔女と猫の話 (四宮しの)

魔女と猫の話 (ねこぱんちコミックス)

魔女と猫の話 (ねこぱんちコミックス)

 

掲載誌: ねこぱんち
出版社: 少年画報社
ジャンル:ファンタジー
巻数: 1巻 (完結)
出会った時期: 社会人

 魔法学校に通う少女たちと、その相棒となる猫たちのお話。彼女たちの体験や、心の中の不安、優しさ、それら全てが彼女たちの魔法にリンクしているんですよね。でも、それに幼い彼女たちはまだ気付けていない。だから、相棒となった猫達が彼女達を支え、俯きそうになったら髪を引っ張ったり、喧嘩したりしながら、一緒になって成長していく。その成長していく過程がとても丁寧に描かれていて、それとリンクする魔法と精霊の世界もまた輝いて見えます。

72位 ラテン (高畠エナガ)

高畠エナガ短編集 1 Latin

高畠エナガ短編集 1 Latin

 

掲載誌: スーパーダッシュ&ゴー
出版社: 集英社
ジャンル:ラブコメ
巻数: 1巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 閃光のライトニングハイド、ZELBESTY、そして、ついに単行本が世に出たか!エナガが来た!待ってた!と、当時大興奮だったのを覚えてます。

 久しぶりに再読してみましたが、やはり、ラテンが可愛いし、動く動く。この勢いを持った絵と、それが躍動する物語。それがエナガ先生の力ですよ。表紙のラテンの表情、それに惹かれるところがあるなら、ぜひ読んでみてほしい漫画。というか、となりのヤングジャンプ公式で丸々読めるので、まずはそこで読んでくるよろし。

73位 僕らの家族ごっこ (Re:)


学生組―悪魔は隣の席― - pixivコミックで漫画を無料試し読み

掲載誌: Web個人サイト
出版社: -
ジャンル:家族
巻数: -巻 (シリーズとしては続)
出会った時期: 社会人

 個人サイトで連載されていたWeb漫画。本作は学生組と題された連作のうちの1作。家族ごっことはエピソードが違いますが、ジーンpixivで学生組の連載が始まったのでそちらを貼っておきます。

 夜な夜な野犬を殺して解体していた高校生、蔦原英司。重い病を抱え彼に私を殺してという彼の同級生、藤咲菫。親に置いてけぼりにされてしまった幼い男の子、青葉。後ろ暗さを残しつつも、描かれる幸せな3人の擬似家族劇。

 一昨年、一番ニヤニヤさせてもらった。英司くんと藤咲さんがひっついているのが可愛くてしょうがない。と同時に、青葉が素直な良い子で頭なでたい。この3人の空間が本当に愛おしくて大好きです。

74位 罪と罰 (鈴木有布子)

罪と罰 (1) (ウィングス・コミックス)

罪と罰 (1) (ウィングス・コミックス)

 

掲載誌: ウィングス
出版社: 新書館
ジャンル:家族
巻数: 3巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 家族と家と、ずっとそこに在る神さんのお話。放蕩親父の作った借金で絶体絶命の危機に陥った一色家。危機を脱するため解き放ったのは、200年に渡り封印されてきた呪いをもたらすという神様。が、しかし、蓋を開けてみればその神様とは、座敷わらしだったとさ。そこから始まる神さんと一色家のほのぼのホームコメディ。そして、担い手が変わろうとも、いままでも、これからもずっと続いていく物語です。

 田舎の実家暮らしの身としては、家を継ぐこと、繋いでいくことをこうも幸せに描かれると、自分もこうして繋いでいって、その家の物語の一部になりたいな、と素直に思える。歳を重ねると読み味が変わりそうな予感もするので、ずっと手元に置いておきたい作品です。

75位 俺と彼女と先生の話 (トジツキハジメ)

俺と彼女と先生の話 (ウィングス・コミックス)

俺と彼女と先生の話 (ウィングス・コミックス)

 

掲載誌: ウィングス
出版社: 新書館
ジャンル:伝奇
巻数: 3巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 亡き姉をこの世に繋ぎ留める、重く淀んだ情愛。都市伝説、伝奇要素と、この手の肉親への深くて重い情念って本当に相性がいいですよね。そこにB系男子という、作者の趣味そのものをぶち込んでいるのに、物語として成立している。適度にポップなくせに薄暗い雰囲気を維持してるのが、不思議というか、面白い漫画。

76位 魔法使いの嫁 (ヤマザキコレ)

魔法使いの嫁 2 (BLADE COMICS)

魔法使いの嫁 2 (BLADE COMICS)

 

掲載誌: コミックブレイド
出版社: マッグガーデン
ジャンル:ファンタジー
巻数: 2巻 (続刊)
出会った時期: 社会人

 昨年のイチオシ。濃密な魔法の世界を、緻密な描き込みによって紙に落としこんでいる。その世界が本当に愛おしくて、ずっと眺めていたくなるマンガ。

 その世界で描かれる物語は、チセという少女が世界で寄る辺を探す旅です。"見える"ことで周囲の人間からから遠ざけられ、そこでの生に絶望していた少女が、魔法使いエリアスの弟子となり、あちらの世界で生きる人々、妖精やドラゴンを始めとする隣人と出会い、世界に触れる。そして、いつかタイトルの通り、魔法使いエリアスの嫁となることでしょう。それはチセだけでなく、長い時を漂泊し続けてきたエリアスにとっても、大切な寄る辺となるはずです。どうか、その終着点が幸せな場所でありますように。

77位 STREGA! (米村孝一郎)

Strega! 3 (ヤングジャンプコミックス)

Strega! 3 (ヤングジャンプコミックス)

 

掲載誌: ウルトラジャンプ
出版社: 集英社
ジャンル:SF
巻数: 3巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 極限の速度、空間を駆け抜ける中での高揚と疾走感。これこそが米村孝一郎漫画の本質ではないでしょうか。それを全開で引き出すための舞台が、この漫画におけるSF設定と、SF世界です。その狙いが見事に合致しているからこそ、強く強く風を感じる漫画なんだと思います。

78位 コンビニDMZ (竿尾悟)

コンビニDMZ 01 (ヤングキングコミックス)

コンビニDMZ 01 (ヤングキングコミックス)

 

掲載誌: アワーズ
出版社: 少年画報社
ジャンル:ミリタリー
巻数: 5巻 +1 (完結)
出会った時期: 大学生

「いらっしゃいませ!! 野郎ども(ファッキンガイズ)!!」

 3つの勢力が争う戦地のど真ん中、唯一の非武装地帯(DMZ)にある1軒のコンビニ。これは戦場を駆ける兵士達のニーズに答えるべく奮闘するコンビニDMZ店員たちの、戦いの記録である。1発ネタといえばそれまでですが、竿尾先生の大好きなミリタリーという非日常要素を全開にしつつ、コンビニという最強の日常要素を融合しながらも、バランスのとれているトンデモないマンガ。

79位 あずさゆみ (釣巻和)

あづさゆみ

あづさゆみ

 

掲載誌: Cocohana
出版社: 集英社
ジャンル:恋愛
巻数: 1巻 (完結)
出会った時期: 社会人

 家がお向かい同士の幼なじみの二人。中学に上がり、互いに異性として認識し始め、ぎこちない関係になったりしながら、一歩二人の関係を進める。幼なじみモノとしては定番シチュではあるものの、それを正面から、1冊にぎゅっと濃縮して描いているだけに、幼馴染スキーとしてはたまらない作品。さらに幻想風景のエッセンスも加わり、釣巻和先生らしい綺麗な1巻完結マンガになっています。

80位 パレス・メイヂ (久世番子)

パレス・メイヂ 2 (花とゆめCOMICS)

パレス・メイヂ 2 (花とゆめCOMICS)

 

掲載誌: 別冊花とゆめ
出版社: 白泉社
ジャンル:恋愛
巻数: 2巻 (続刊)
出会った時期: 社会人

 星界の紋章を見てから、高貴な、それも皇族王族女性の立ち振舞、独特な話法が好きになりましてね。恐れながら陛下はラフィール殿下以来の逸材にあらせられます。

 それはさておき、この二人の恋の行方がどうなるか、それがこの物語の本筋です。身分違い、まして、天皇という重い地位についている彰子様。果たして、この恋は秘めた恋として終わるのか、それとも結実するのか。どうなるか目が離せない。そして、彰子様の御園だけに見せる笑顔が眩しい。

81位 堀さんと宮村くん (HERO)

掲載誌: ガンガンオンライン
出版社: スクエニ
ジャンル:ラブコメ
巻数: 10巻 +6(おまけ) (続刊)
出会った時期: 大学生

 短篇集とどっちにしようか迷ったけど、やはりHERO先生っつーとこっちですかね。思春期の少年少女の悩みあれこれを本筋にしつつ、ひたすら愛しいくだらない日常にいる高校生たちを描いたマンガ。ずっと追っかけていくうちに、その本筋がどうでもよくなって、あのコマの中でバカやってるあの子達が好きで追っかけるようになっていきました。だから、本編が終わってからのおまけも好きで、たまに再読しに行ったり。

82位 少年魔法士 (なるしまゆり)

少年魔法士 (17) (ウィングス・コミックス)
 

掲載誌: ウィングス
出版社: 新書館
ジャンル:ファンタジー
巻数: 17巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

 とても残酷で歪な世界で生きてきたカルノ。日本のごくごく普通の日常を生きてきた勇吹。彼らはそれぞれ悍ましいまでの異能を持つ。全く異なる世界で生きてきた二人が出会うことでこの残酷な世界は加速していく。

 20年に渡る連載の、その終局はもうすぐ。ざっくざっく人が死んでいく、嫌になるほど怖くて歪んでいる物語が、どういった結末を迎えるのか。カルノと勇吹、二人の少年の出会いは、最後に何をもたらすのか。楽しみで仕方がないです。

83位 レヴァリアース (夜麻みゆき)

レヴァリアース 完全版 (1)

レヴァリアース 完全版 (1)

 

掲載誌: Gファンタジー
出版社: スクエニ
ジャンル:ファンタジー
巻数: 3巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 兄の敵討の旅に出たウリックと、その旅についてきた魔法使いで王子のシオン、旅の途中で出会った妖精のレム。兄の足跡をたどる、3人のほのぼの冒険記。絵柄も、キャラクターたちのやりとりも、ほのぼのーっとしているけども、その子たちが立っている世界は濃厚なファンタジー世界。そして、ラストバトルの白熱と、終わったあとの静寂。可愛らしいお話と思って、侮る無かれ。間違いなく、自分の100位に食い込む熱量は持っている。

84位 赤髪の白雪姫 (あきづき空太)

赤髪の白雪姫1 (花とゆめCOMICS)

赤髪の白雪姫1 (花とゆめCOMICS)

 

掲載誌: LaLa
出版社: 白泉社
ジャンル:ファンタジー
巻数: 12巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

 赤い髪の少女、白雪と、第二王子、ゼン。二人の身分を超えた対等な友情がとても素敵なマンガ。対等に、隣を歩くために、お互いの立場で努力をしていく関係。そして、その先の、恋と将来。それが国をいい方向へ動かすのではないかという、予感。その予感が結実するところが、このマンガのラストなんだろうな、と思います。

 余談ですが、この二人の出会いのきっかけになった、隣国のラジ王子。彼は珍しい赤髪の白雪に愛妾にならんかと追手を差し向ける程度にはダメ王子だったわけですが、白雪とゼンとの出会いを経て、王子としての自覚をもっていくんです。そして、白雪にある称号を与えることに。このラジ王子の成長もまた、このマンガの魅力の一つです。

85位 プレゼントは真珠 (斎藤けん)

プレゼントは真珠 第4巻 (花とゆめCOMICS)

プレゼントは真珠 第4巻 (花とゆめCOMICS)

 

掲載誌: LaLaDX
出版社: 白泉社
ジャンル:ラブコメ
巻数: 4巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 使用人達におもちゃにされるくらい、ひっっっじょうにヘタレで純粋なお坊ちゃんエドワードと、超ドSで経営もなんでもヤリ手な伯爵令嬢"真珠"の二人の織りなすニヤニヤラブコメ。ヘタレな坊っちゃんが時折見せるストレートな愛情の不意打ちに、普段はポーカーフェースなドSお嬢様が赤面。ハゲ萌える!

 そして、坊っちゃんをからかって遊ぶの大好き筆頭である、執事のアーサー、名前のついていないけど個性的なメイドさん達、彼らが本当に魅力的なんです。普段、あれほど坊っちゃんを茶化して遊んでいた彼らが最終回、苦難を乗り越え結ばれた二人の裏で、「坊っちゃんよかったね」と嬉しくて泣いていたこと、私は忘れません。

86位 おもちゃのお姫様 (ジェームズほたて)

オモチャのお姫様 03 (ヤングコミックコミックス)

オモチャのお姫様 03 (ヤングコミックコミックス)

 

掲載誌: ヤングコミック
出版社: 少年画報社
ジャンル:ラブコメ
巻数: 3巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 ヤングコミック掲載のえっちぃマンガ。大人のおもちゃを作っている下町工場の一人娘である姫と、そこに転がり込んでバイトをすることになった大学生ハチ。そこから始まるのはもちろんエロラブコメ。もちろんエロは素晴らしく良い、すこぶる良いですよ。ですがね、私としては、姫とハチのイチャラブが鼻血でそうなくらい可愛くてね、んもう大好きなんすよ。

87位 笑えない理由 (望月花梨)

笑えない理由 (4) (花とゆめCOMICS)

笑えない理由 (4) (花とゆめCOMICS)

 

掲載誌: 花とゆめ
出版社: 白泉社
ジャンル:恋愛
巻数: 4巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 昔々あるところに笑顔の非常に可愛らしい女の子がおりました。その子は男の子に(好きな子にいじわるしちゃうアレで)笑顔が凶悪なまでのブスと言われ、それ以来、人前で笑顔を見せなくなってしまったのでした。。。という、笑えなくなったお姫様を、素直になれないが故に呪いをかけてしまった張本人である少年が、苦戦しながらも頑張って少女に笑顔を取り戻す。という思春期の女の子男の子を描いた少女漫画らしい名作。

88位 夜刀の神つかい (志水アキ)

夜刀の神つかい 11 (バーズコミックス)

夜刀の神つかい 11 (バーズコミックス)

 

掲載誌: バーズ
出版社: 幻冬舎
ジャンル:伝奇
巻数: 12巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 壮絶な死に様を突きつけてくるキャラクター達、よくわからんが概念的なSF世界、それが志水アキ先生の作画により高いレベルで結実しているマンガ。個人的に、日本刀警官な久米巡査と、敵方のガチムチ巨漢忍者の峅杷、この二人の凸凹コンビが好きです。

89位 LAMPO (上山徹郎)

ランポ 1―The hypersonic boy (てんとう虫コミックススペシャル)

ランポ 1―The hypersonic boy (てんとう虫コミックススペシャル)

 

掲載誌: コロコロ
出版社: 小学館
ジャンル:SF
巻数: 4巻 (完結)
出会った時期: 小学生

 幼いころ、最初に出会ったリアルな絵柄、ヴァイオレンスなバトル描写、SF未来世界。あのときの衝撃は未だにランポの世界を鮮明に記憶にとどめている。間違いなくここで埋め込まれた因子が、以降の自分の漫画趣味の下地になっています。

90位 炎の転校生 (島本和彦)

掲載誌: サンデー
出版社: 小学館
ジャンル:ギャグ
巻数: 12巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 勢い。それは最強の武器。その武器でゴリゴリ滝沢の肉体をすり潰しながら、物語を大団円まで押し通しきったその手腕に、「おしみない拍手をおくろうっ!!」

91位 それでも町は廻っている (石黒正数)

掲載誌: アワーズ
出版社: 少年画報社
ジャンル:ミステリ
巻数: 13巻 (続刊)
出会った時期: 大学生

 毎号アワーズで読むたびに「ああ、やっぱり面白いわ」と再確認してる。なんとなく、ミステリ文法を上手く使って作られてる感じとかあるので、マーニーと並べてランクインしているのに自分で納得しています。あと、紺先輩と歩鳥、商店街人情モノ、小学生社会、幼馴染ラブコメ(?)、などなど、どこから割って話しても楽しいマンガですね。

92位 名探偵マーニー (木々津克久)

掲載誌: チャンピオン
出版社: 秋田書店
ジャンル:ミステリ
巻数: 11巻 (完結)
出会った時期: 社会人

 ここ2年、単行本が本当に楽しみだったマンガ。マーニーが辿り着く、事実は小説よりも奇なり、あるいは人間怖いな真実。それがミステリの文法を踏まえた上で1話1話作りこまれている名作群。あと、別の事件で登場したキャラが再登場したり、協力者になってくれたりするのが良かった。特にラストバトル、サプライズ、クランクアップと何人も再登場するのは本当に楽しかったです。ああいう最終回、ホント好きです。

93位 さよりなパラレル (竹本泉)

さよりなパラレル (1) (角川コミックスドラゴンJr.)

さよりなパラレル (1) (角川コミックスドラゴンJr.)

 

掲載誌: コミックガンマ
出版社: 竹書房
ジャンル:SF
巻数: 4巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 竹本泉時空をまんべんなく楽しめる、文字通り時空の迷作。竹本泉作品は突出してこれが好き!というのはないんですが、あえて選ぶなら、さよりちゃんの振り回されっぷりが時空レベルのこれを選びます。

94位 パラダイスバード (佐藤明機)

パラダイスバード (BUNCH COMICS)

パラダイスバード (BUNCH COMICS)

 

掲載誌: @バンチ
出版社: 新潮社
ジャンル:伝奇
巻数: 1巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 便宜上、ジャンルを伝奇に入れたが、たぶん間違い。SFかギャグか不条理か百合か触手か。最初は竹本泉時空かな?くらいに思って読んでいたんですが、いつの間にか世界の概念に迫るSF世界に迷い込んでいて、あれあれ?となった。狐につままれた、そんな感じの読後感。

95位 たのしい甲子園 (大和田秀樹)

掲載誌: エース
出版社: 角川書店
ジャンル:ギャグ
巻数: 5巻 (完結)
出会った時期: 中学生

 釘バット阪神ファンストラディバリウス、バーリトゥード野球はこれで知った。自分のギャグ漫画のバイブル。太田さん率いる最強の不良高校が並み居る強豪校を打ち殺り、甲子園優勝、そして地球を救うという話。もうね、この漫画にかける言葉がバカかアホかしかない。それでいいんです。そういうマンガだから好きなんです。

96位 幽遊白書 (冨樫義博)

幽☆遊☆白書―完全版 (1) (ジャンプ・コミックス)

幽☆遊☆白書―完全版 (1) (ジャンプ・コミックス)

 

掲載誌: ジャンプ
出版社: 集英社
ジャンル:バトル
巻数: 19巻 (完結)
出会った時期: 高校生

 WJで数少ないランクイン。全体を通して好きなんですが、ラストの魔界トーナメント放り投げ感、そのあとの幽界探偵再開と、最終回、それと19巻ラストのイラスト集。この一連の流れ、雰囲気が自由で、どうしようもなく好き。

97位 神さまのつくりかた。 (高田慎一郎)

神さまのつくりかた。 14巻

神さまのつくりかた。 14巻

 

掲載誌: Gファンタジー
出版社: スクエニ
ジャンル:SF
巻数: 14巻 (完結)
出会った時期: 高校生

 今あらためて思ったんですが、高田慎一郎先生、空飛ぶ女の子が好きだなぁ。いや、それはさておき、私、八歳さん好きなんですよ。八歳さんのまさかの出生の秘密、それがつながった時の衝撃。すべては小春のために、その想いの、時間の膨大な積み重ねに感動しました。私、時間と想いの壮大な重なりが好きで好きで。

98位 +C sword and cornett (遊行寺たま)

+C sword and cornett 8巻 (ZERO-SUMコミックス)

+C sword and cornett 8巻 (ZERO-SUMコミックス)

 

掲載誌: ゼロサム
出版社: 一迅社
ジャンル:ファンタジー
巻数: 8巻 +1 (完結)
出会った時期: 社会人

 エルナサーガを始めとする、Gファンタジー系譜を継ぐもの。王国に蔓延する謀略と、奇病、アモンテールと呼ばれる他人種への差別、そして、隠された建国の悲劇。そんな国に生まれた二人の王子が国の外と内でそれぞれの道を戦い、進むことで、王国が、歴史が動き、変わっていく。まさに今、王国が変わっていっているのだな、と感じる物語、大好きです。

99位 エマ (森薫)

掲載誌: ビーム
出版社: エンターブレイン
ジャンル:恋愛
巻数: 10巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 アニメの放映が終わったあと、だいぶ遅れて読み始めた勢。あの英国ヴィクトリア朝の世界、そこにある人々の暮らし。そういう雰囲気全体が好きでした。あと、自分の場合、エマとウィリアムズの話より、周辺の人々に注目が行っていたなーと。

100位 五大湖フルバースト (西野マルタ)

五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 上 (シリウスKC)

五大湖フルバースト 大相撲SF超伝奇 上 (シリウスKC)

 

掲載誌: ネメシス
出版社: 講談社
ジャンル:スポーツ
巻数: 2巻 (完結)
出会った時期: 大学生

 近未来、アメリカの国技となった大相撲に、マッドサイエンティストにメカに改造されてしまった元横綱五大湖が帰ってきた!

 …あらすじを聞いた時点では、なんちゅー設定のバカ漫画なんだろう、そう思っていました。が、この漫画にコメられているのは、横綱としての、父としての意地、狂気。息子の父へに愛されたいという想い、憧憬。ただのバカ漫画じゃあありません。これは紛れも無く、父と子の物語ですよ。

 

 

 

 

 

 

ランキングまとめ

順位 作品名 作者
1 朝霧の巫女 宇河弘樹
2 ドリムゴード 中西達郎
3 惑星のさみだれ 水上悟志
4 成恵の世界 丸川トモヒロ
5 ぼくらのよあけ 今井哲也
6 蒼き鋼のアルペジオ Ark Performance
7 ラストゲーム 天乃忍
8 Kiss me ダーリン×3 水無月真
9 クロノクルセイド 森山大輔
10 超人ロック 聖悠紀
11 Landreall おがきちか
12 ヨコハマ買い出し紀行 芦奈野ひとし
13 水惑星年代記 大石まさる
14 マップス 長谷川裕一
15 キラメキ☆銀河町商店街 ふじもとゆうき
16 ここはグリーン・ウッド 那州雪絵
17 チキタ★GuGu TONO
18 ぼくの地球を守って 日渡早紀
19 ポケットモンスタースペシャル 真斗/山本サトシ/原作:日下秀憲
20 ジオブリーダーズ 伊藤明弘
21 エンブリヲン・ロード やまむらはじめ
22 ディスコミュニケーション 植芝理一
23 タケヲちゃん物怪録 とよ田みのる
24 聖戦エルナサーガ 堤抄子
25 覇王大系リューナイト 伊東岳彦
26 ARIA 天野こずえ
27 PON!とキマイラ 浅野りん
28 ヨルムンガンド 高橋慶太郎
29 じゃじゃ馬グルーミンUP ゆうきまさみ
30 ゴールデンデイズ 高尾滋
31 三文未来の家庭訪問 庄司創
32 25時のバカンス 市川春子
33 BREAK-AGE 馬頭ちーめい/STUDIOねむ
34 となりの怪物くん ろびこ
35 R2 箱田真紀
36 機動戦士ガンダムムーンクライシス 松浦まさふみ
37 タビと道づれ たなかのか
38 世縒りゆび 騎崎サブゼロ
39 ファイブスター物語 永野護
40 EDEN 〜It's an Endless World!〜 遠藤浩輝
41 実は私は 増田英二
42 げんしけん 木尾士目
43 まじめな時間 清家雪子
44 BUTTER! ヤマシタトモコ
45 真夏の国 喜多尚江
46 放浪息子 志村貴子
47 ポーの一族 萩尾望都
48 キャリアこぎつねきんのもり 石井まゆみ
49 アンダーザローズ 船戸明里
50 群青学舎 入江亜季
51 Jの総て 中村明日美子
52 まちあわせ 田中雄一
53 がらくたストリート 山田穣
54 ハクメイとミコチ 樫木祐人
55 ひとりぼっちの地球侵略 小川麻衣子
56 清々と 谷川史子
57 らいか・デイズ むんこ
58 僕らはみんな河合荘 宮原るり
59 Cat Shit One '80 小林源文
60 シャーマンキング 武井宏之
61 ロトの紋章 藤原カムイ
62 夢幻紳士 高橋葉介
63 つづきはまた明日 紺野キタ
64 リュウマのガゴウ 宮下裕樹
65 MAMA 売野機子
66 MOONLIGHT MILE 太田垣康男
67 満ちても欠けても 水谷フーカ
68 となりの801ちゃん 小島アジコ
69 ガーフレット寮の羊たち もとなおこ
70 Aventura 翠川しん
71 魔女と猫の話 四宮しの
72 ラテン 高畠エナガ
73 僕らの家族ごっこ Re:
74 罪と罰 鈴木有布子
75 俺と彼女と先生の話 トジツキハジメ
76 魔法使いの嫁 ヤマザキコレ
77 STREGA! 米村孝一郎
78 コンビニDMZ 竿尾悟
79 あずさゆみ 釣巻和
80 パレス・メイヂ 久世番子
81 堀さんと宮村くん HERO
82 少年魔法士 なるしまゆり
83 レヴァリアース 夜麻みゆき
84 赤髪の白雪姫 あきづき空太
85 プレゼントは真珠 斎藤けん
86 おもちゃのお姫様 ジェームズほたて
87 笑えない理由 望月花梨
88 夜刀の神つかい 志水アキ
89 LAMPO 上山徹郎
90 炎の転校生 島本和彦
91 それでも町は廻っている 石黒正数
92 名探偵マーニー 木々津克久
93 さよりなパラレル 竹本泉
94 パラダイスバード 佐藤明機
95 たのしい甲子園 大和田秀樹
96 幽遊白書 冨樫義博
97 神さまのつくりかた。 高田慎一郎
98 +C sword and cornett 遊行寺たま
99 エマ 森薫
100 五大湖フルバースト 西野マルタ

 

 

 

あとがき

 あー楽しかった。なんだかんだで、10月にリストを作り始めて、ちょうど3ヶ月。作品をピックアップしていくのも、そこから順位をつけるのも、1作1作にコメントをつけていくのも、本当に楽しかったです。

 コメントをつけるにあたって、100作のうち部分的に再読したものもあわせて50作以上読み返しましたが、どれも大好きで、感動しっぱなし。年末から今日まで毎週末ボロボロ泣いてました。もう毎日がマンガ脳で幸せです。

 ただ、再読ばかりしていたのもあって、昨年後半はあんまり新刊を追えてないですね。買ってはいたけど、読んでないものも多数なので、積読タワーを消化せねばなりますまい。

 といったところで、ベスト100記事は締めさせていただきます。では、また。